アンデスの少女ミア の商品レビュー
〝チリのサンチュアゴからアンデスの山へ向かったとき、私の乗ったバスがエンストして動かなくなってしまった。ミアという少女に会った日のことを、私は決して忘れないだろう〟・・・ミアの村は、大きな街と雪をかぶった高い山々のあいだにある小さな集落。村の家々は人々が集めた半端物や壊れ物...
〝チリのサンチュアゴからアンデスの山へ向かったとき、私の乗ったバスがエンストして動かなくなってしまった。ミアという少女に会った日のことを、私は決して忘れないだろう〟・・・ミアの村は、大きな街と雪をかぶった高い山々のあいだにある小さな集落。村の家々は人々が集めた半端物や壊れ物でつくったもの。街の人が捨てた不用物を集め、街へ売りにゆく暮らし。そんななかで、ミアのお父さんが捨て犬を街から連れ帰ってきてから、ミアの毎日は変わっていく。持っているものは少なくても、今あるものを夢に繋げていく―ミアの希望の物語。
Posted by
スケッチのような絵が素敵。がらくたでつくられた家、ガラクタの中で暮らす。でも、夢を持って、なんだかよかった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
なかなか深いメッセージが込められている。子どもが読めば夢があるのかもしれない。でも、大人になって読み返したらどうだろう。少女が山の上で感じたこと、想像してみると、少女の純粋さ、この地域の貧しさ、地球環境のことなどかんがえさせられるものがあります。
Posted by
- 1