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ゴッドストン犬舎の迷走 の商品レビュー

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2009/10/07

番犬が欲しい。その一心で犬探しを始めた石神夫婦。しかし思うように犬は見つからない。探しに探してようやく石神家にやってきたのは、エアデール・テリアの牝(めす)の仔犬だった。もじゃもじゃの薄汚れた毛に四肢が長く、まるでラクダの仔のようだが、そのまなざしと追従に、二人はたちまち魅せられ...

番犬が欲しい。その一心で犬探しを始めた石神夫婦。しかし思うように犬は見つからない。探しに探してようやく石神家にやってきたのは、エアデール・テリアの牝(めす)の仔犬だった。もじゃもじゃの薄汚れた毛に四肢が長く、まるでラクダの仔のようだが、そのまなざしと追従に、二人はたちまち魅せられてしまう。しかし彼女は仔犬である。その世話たるや、昼夜の別なく尽きることはない。振り回され、てんてこ舞いなのに、犬という生きものにすっかり魅了された石神夫婦は、ヨークシャー・テリア、秋田犬と数を増やし、成長した犬たちは仔を産んでいく。そして産まれた仔犬を不幸にしてはならぬと「ゴッドストン犬舎」をつくった石神夫婦の、さらなる奮闘が始まるのだ。昭和43年ごろから20年間の、石神夫婦と犬たちの絆を描く長編小説。図書館

Posted byブクログ