ゲーム作りで学ぶVisual C# 2008入門 の商品レビュー

中島省吾【著】

2018/11/12

XBOX360のゲームが作れるようになる本。C#の勉強のためと思い読もうと思ったが、XBOX360に特化した内容のため、パス。XBOX360を持っている人で、ゲームを作りたいと思う人は参考になるのかも。C#向けは、別の本を探したい。

2014/07/18

最近、ゲームの勉強をしています。暇だからです。理由はそれだけではありません。プログラムの勉強になるからです。これは正しいです。通信販売で購入する。通信販売を利用するのは久しぶりです。やはり、この手の本は大都会以外で購入するのは不可能です。この言語は、非常に特殊な言語です。第１に、グラフィックです。円、長方形すら書けないのです。ゲームには、円なんて必要ありません。インポートするしかないのです。その手の機能を排除するのが合理的なのか。第２に、時間です。これが、外生的に与えられているのです。これが衝撃的でした。ＪＡＶＡは、ゲームをつくるための言語ではありません。そのため、時間をわざわざつくる必要があります。それに対して、時間が与えられているのです。それは当然のことです。静止画を見る馬鹿はいません。第３に、日本語のマニュアルがないことです。専門家はどうするのでしょう。外国の業者に発注しているのでしょうか。専門のマニュアルがあるのでしょうか。それとも、独自のエンジンがあるのでしょうか。不思議です。それだけです。

2010/01/24

「まず別途C#を勉強されてからお越しください。コンソールアプリでも作りながら」みたいに突き放すXNA入門書が多い中、本書はコンソールアプリでC#の文法を教えた後、XNAで実践させる･･･というように、両方の学習が平行してこなせる構成となっている。初心者でもとっつきやすいように出来ているXNAを通じて、C#へのとっかかりにもなる。この点は大いに評価したいところだ。やはりアクションゲーム作らせながらプログラミング教えるのって、モチベーション維持の点では相当良いことだと思うから。
ただ、第5章、第6章において、学ぶ内容と実践の内容の同期が取れてないのは正直？？？だ。継承とか抽象とかインターフェースとかせっかく覚えても、実践となるゲーム制作の方ではなし。若干無理矢理でも組み込んでも良かったのではないだろうか。残念。
とはいえ、特にC#への知識がゼロの上でXNAのソフト開発を志す人にとっては、現時点で最適の一冊だと思う。点数はこれだけど、C#完全ズブの素人にはオススメ。
なお、本書に限らずXNA参考書は何故か皆XBOXへの転送を前提として作られているが、Windowsゲームでプロジェクト作成すればXBOXなくともクリエイターズクラブ入ってなくても無問題ですので。但し、XNAは基本パッドがXBOX用以外非対応のため、入力をキーボードに置き換えてやる必要はあるけど、まあそれくらいは勉強のつもりでやってみようってことで。