三コ の商品レビュー
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八郎と同じく秋田の民話。オイチャ(土地を相続できない次男三男)たちのためにオイダラ山を守った話。秋田が木の国になったわけが描かれている。 みんなのために生きた大男という点で八郎と共通している。秋田県の南にあって火が燃える山ということで,オイダラ山は鳥海山がモデルだろうか?
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斉藤隆介は人の優しさをとことん描く。 優しさとは、自分よりも他人を大切すること。 でも自分を大切にしないことではない。 他を大切にする自分を大切にする様、力強く切り絵と訛りのある言葉でズンズンと心に響かせていく。 サンコのようにでっかく生きたい!
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『花さき山』を読んで、“三コ”と出てきて、手に取りました。『八郎』は読んだことがあったが『三コ』は読んでなかったので。『八郎』と似ている。八郎も三コも働く貧しい人々のために命を捧げて死ぬ、はにかみを知る心優しい巨人である。それが、作者の人間の理想像だという。
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斎藤隆介さん作、滝平二郎さん画。 あまりにも有名で、教科書で見知った人もいると思います。 一度見たら忘れない画の力と、読みだすと一気にその物語に引き込まれていくのがわかる、まるで風景画のような文章が特徴であると、私は思います。 このような絵本は得てして、大人になってその意味を知...
斎藤隆介さん作、滝平二郎さん画。 あまりにも有名で、教科書で見知った人もいると思います。 一度見たら忘れない画の力と、読みだすと一気にその物語に引き込まれていくのがわかる、まるで風景画のような文章が特徴であると、私は思います。 このような絵本は得てして、大人になってその意味を知った・考えた、と感じるように思います。 だから大人の本なのかというと、そうではないと思います。 何かしら心に引っかかり、感性に訴えかけてくるものを持った本です。出会えただけで意味のある本なのです。 こういう本こそ、劇や朗読、読み聞かせで出逢いたいなと感じます。 大男三コは、強く優しい人間です。 本当に人間なのか、はたまた神様の使いなのか。 こんな人間が存在するわけがない、と思ってしまいますが、作者の斎藤隆介さんは「それが私の、人間の理想だ」と書かれています。 ここを見るといつも、やなせたかしさんの言葉も思い出します。 「正義とは、困っている人を助けること」 人が間違った方向に向き始めたことに気づくには、時として絵本や漫画やアニメの力を使うべきなんじゃないでしょうか。 受け取り方は十人十色でも、作者の想いは伝わってきます。 そんな、力を持った作品です。是非、出会ってみてください。
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版画の力強さ、文書の力強さ、どちらも素晴らしかった。子どもに読み聞かせたい。 「げんきをおとすな! ダメダと思ったときがダメなんだぞゥ!」
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斎藤×滝平コンビの絵本が、なんとなく好きだ 『八郎』をよんだときにこちらもよもうと思っていたので、図書館で借りた 秋田のオイダラ村の子・三コは、平野を風にのってかけているうちにせいがデッカクなり、人に姿は見せずとも、みんなの生活を少しずつ良くしてくれている…… たしかに、『八...
斎藤×滝平コンビの絵本が、なんとなく好きだ 『八郎』をよんだときにこちらもよもうと思っていたので、図書館で借りた 秋田のオイダラ村の子・三コは、平野を風にのってかけているうちにせいがデッカクなり、人に姿は見せずとも、みんなの生活を少しずつ良くしてくれている…… たしかに、『八郎』のときと雰囲気が似ている 八郎も三コも、ドラゴンボールの悟空のようで、かっこいいのだ 良い意味で、頓着せず、気の向くままに、優しいと思う 「三コ」に添えて、という斎藤さんの文章の中に、働く貧しい人々のために命をささげて死ぬ巨人・はにかみを知る心やさしき巨人が理想像だと、あった これをよんで、民話的で筋がよくわからないと考えてしまうのではなく、もっと柔軟に物語に身を委ねてみようと思った
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八郎と似ているけど作者は対照的と言っている絵本です。 大切なものを守るために命を捨てるということは 大学生の私にはまだピンときません。 それがはたして本当にいいことなのか、いつかは自分もそう思えるのかなんて考えて読みました。
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「岳」つながりで。主人公の島崎三歩の名前の由来のひとつがこの絵本「三コ」とお聞きしたので。この絵本のお話は創作民話ですが、じっくり読みすすめると三コという大男の、山のために自らの命を投げ出す姿は涙を誘います。その三コと三歩は確かにどこか似ているところがあります。同じ作者・画家によ...
「岳」つながりで。主人公の島崎三歩の名前の由来のひとつがこの絵本「三コ」とお聞きしたので。この絵本のお話は創作民話ですが、じっくり読みすすめると三コという大男の、山のために自らの命を投げ出す姿は涙を誘います。その三コと三歩は確かにどこか似ているところがあります。同じ作者・画家による絵本「花さき山」にこの「三コ」と「八郎」という大男の話がでてきます。 (Er)
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自分にしか出来ないことがきっと世の中にはあると思うけど、実際にその場面に遭遇したとき、果たしてボクは何もかも犠牲にしてまでそれを実行することが出来るきるだろうか…。 考えさせられてしまう。
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またもやでっかい男の話 三コは農家の次男坊三男坊たちに、山できこりをする仕事を与える。山火事になる。身をていして火を消す>< イケメン! 秋田弁
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