三匹のおっさん の商品レビュー

有川浩【著】

2013/01/07

小気味良い娯楽小説。6話で構成されていて程よい量で読みやすかったです。

じいさんと呼ぶんじゃない！還暦を迎えても気持ちも体もまだ「おっさん」の3人組。
定年退職後、嘱託として近所のゲームセンターに勤める剣道の達人、清田清一。居酒屋を息子夫婦に任せて補佐的に働く柔道家、橘重雄。体は小柄だが頭脳派で機械を弄らせてたら無敵の有村則夫。
清一の退職を機に、3人で私設ボランティアを結成して町の治安を守る、のだが・・。

3人に加え、清一の孫息子・祐希と則夫の娘・早苗も一役も二役もかい、微笑ましい程度のロマンスもあり、構えずに読めます。あとがきに「時代劇を現代でやったらどうなるか」とあるように3匹が斬る！といった勧善懲悪なストーリー展開です。

2013/01/05

アラ還のおっさんたちの町内お助け物語
ちょこちょこ出てくる孫と娘がいい味出してて、若い子でも楽しめる一冊だと思います

2013/01/05

文字通り三人のおっさんが活躍する話。
三人は柔道・剣道・おたくが特徴の幼馴染。この三人が地域に出没する悪者を退治するという内容。
最近は三匹のおっさんの第二弾がでているみたいだが、あまり読む気にはなれない。

2013/01/03

つい応援したくなる３人が奮闘。
スーパーマンは一人だけどこの本には３人いて一人だけがかっこいいわけではないとこがまたいい。できない部分はちゃんとできる人がかっこよく補ってくれる。
うちの近所にもこういう人がいたら安心して生活ができそう☆

2013/01/03

おっさんたちが、街の平和のために立ちあがる。
だけど匿名で。
名乗らないというのがポイントですね。
すっきり爽快、痛快。
そんな一冊です。

2012/12/29

ジジイと呼ぶな。ーおっさんと呼べ。

還暦を迎えた三匹(笑)のおっさんが、定年後の暇つぶしに始めた地域密着型の私設自警団。
今の時代、６０歳は若者だそうですね。

2012/12/21

普通に面白い！

完結した話が数話入ってるから、
空いた時間にサクッと読めて
丁度よかった(^^)

続篇もあるみたいやし、
そっちも読みたくなった◎

2012/12/21

還暦を迎えた三匹のおっさんがまちの治安を守っていくお話。
祐希とキヨの関係が温かかった！特に祐希のぶっきらぼうだけど筋の通っているところがとてもいい(^^)
悩んだときとか立ち止まったときに読みたい一冊！
有川さんありがとう!!

2012/12/18

「三匹の悪ガキ」と呼ばれていたおっさんが、還暦を迎えた今、「町内見回り自警団」をはじめる。
剣道の達人キヨ、柔道の達人で居酒屋の元店主シゲ、
一番小柄だが、三匹の中で一番危ないとうわさされるノリ。

爽快ハチャメチャで読んでて楽しい！

内容も、現代が抱える問題をかっこよく切り捨てていく！！

ああ、読んでいて楽しいし、「三匹のおっさん」の中に入らせてもらっているような気分♪

そして、キヨの孫・祐希とノリの愛娘・早苗の「恋」も可愛らしくてキュンとする。

さすが、有川さんだ・・・と感心させられる一面も。

2012/12/14

元「三匹の悪ガキ」が仲良く還暦を迎えた。
元ゼネコン勤務・剣道の達人キヨ、柔道の達人で居酒屋「酔いどれ鯨」の元店主シゲ、そして3人の中では一番小柄ながらある意味一番危険なノリ。「三匹のおっさん」は暇と体力を持て余し、ご町内の自警団をこっそり結成する。

そこにキヨの「素直じゃない」DNAを色濃く受け継いだ孫の祐希や、ノリの愛娘早苗もいつの間にやら取り込まれ、もう･･･

だ・れ・か「おじいさんと呼ばないで」
だ・れ・か「赤いちゃんちゃんこを着せないで」
だ・れ・か「ロマンチック・と・め・て」状態である。

どのおっさんも素敵でほほえましくってかっこいい。
おっさん、最高！

巻末に故・児玉清さんのラジオトークが収録されていて、児玉さんもこの本が大好きだったのが良く分かる。