三匹のおっさん の商品レビュー

有川浩【著】

2013/03/30

3人のキャラがそれぞれ違ってとても面白かった。

途中で高校生2人の胸キュンな場面もあったのがさらによかったです。

2013/04/05

三匹とも・・・と言っていいのでしょうか・・・似た性格じゃないというかむしろ全然違う性格。
なのにかみ合ってて仲よし。
この歳になってなお、これだけ仲よしなこのおっさんたちがうらやましくなります。

2013/03/26

定年退職した清田清一。これまで大きな会社でちょっといい階級までいっていたが、系列のゲーセンの事務方に再雇用というかたちで回された。剣道の達人。通称キヨ。

有村則夫。機会いじりをさせたら無敵の頭脳派、工場経営者。通称ノリ。

立花重雄。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主。今は息子夫婦に店をゆずって、手伝い程度のそこそこヒマな毎日。通称シゲ。

この３匹のお爺さん、ではなく気持ちはおっさん。定年を機会に、夜回りなぞを行う自警団となって、地域限定の正義の味方となる。

キヨの孫の裕希、一見ちゃら男の高校１年生。キヨと同じゲーセンでバイト中。
ノリの遅い娘・早苗。早く無くなった母の代わりに父と二人、家事をこなしながら清楚に暮らし、お嬢様学校の高校１年生。・・・の２人のちょっとじれったいような恋もからめて、３匹のおっさんが、活躍するお話。面白い！

2013/03/25

強い女の子が出てくる話を多く読んでたので、今回の還暦を迎えた３人のおっさんという設定はすごく新鮮だった。
おっさんの視点もそのひとと関わる周囲との関係も、どこかで触れたことのあるような、だけどどこか遠い話のような、そんな感じのするお話でした。自分に高校生の子供がいたら、自分がまたは自分の家族が還暦になったら・・・といろいろな登場人物の視点で考えることのできる作品だと思います。

2013/03/24

相変わらず、有川浩さんの本は面白いです(*^_^*)
主人公が「還暦のおっさん」なのですが、そこに高校生の孫をからませる
ところなど、キャラの設定が上手で世代間ギャップやら、家族関係やら
高齢者の孤独感など、盛りだくさんの内容なのに、きちんとまとまっているところがいいですね！

2013/03/17

いいなああ、「地域限定正義の味方」。
うちの地域にも来て、飲酒運転をする輩を、
どうか成敗してください。

爽快な気分が味わえるお話。
おっさん、かっこいい！！

裕希くんと早苗ちゃんの関係、
爽やかで可愛い。

「ふたたび」が、早く読みたいです。

2013/03/15

有川さんの小説は、ラブコメ少女マンガ的なノリと、登場人物たちの会話が主体で物語が平坦に進んでいくところが、どうも自分には合わないみたいだ。そういう要素が比較的少ない作品は合うんだけど。
最後の章で何が描きたいのか伝わった気がするので、1つ加点させて頂きます。
続編は読まないかも。

2014/11/04

三匹の悪ガキたちが、還暦を迎えて『三匹のおっさん』に。おっさんたちの住む街限定ですが、夜回りをして悪を懲らしめるというお話。
気が付いたらいつの間にか孫世代(祐希と早苗)の恋愛要素が占める割合が大きくなったりして、そこは有川氏ですな、と思いますが。

おっさんたちはそれぞれ特技を持っています。剣道、柔道、機械の技術・・・。これらの技術と正義感で、よくある社会悪を懲らしめるんですが、痛快で熱い。気分よく楽しく読めました。

自分もおっさんたちみたいに、オンリーワンな特技を持って歳をとりたいですね。

2013/03/09

還暦を迎えたおじさま３人組が、街のひそかな「正義の味方」として活躍する、愉快・痛快なお話、６話。

舞台は、日本のどこにでもありそうな町。起きる事件も、複雑怪奇な大事件なんかじゃなくて、ニュースでよく見聞きするような身近なもの。ニュースで見聞きすると他人事だけれど、実際、誰の身にも起こりそうなもの。

家族の関係、学校教育、ご近所づきあいなどなど、今の世相はとかく残念な感じだけども、誰かが動けば、変えていけることもあるんだろうなぁ、という希望。

時間・お金・人生経験を併せ持つシニア世代の皆さまには、ぜひお知恵拝借したいものです。お洒落化も、現実にも行われてほしいなぁ。この年代の方々が、ファッショナブルになったら、街のカラーがぐっと明るくなるでしょうから。

2013/03/07

３人のおじいさん...じゃなくて３人のおっさんたちが
地域密着型ヒーローとして活躍する話。
読んでてただ楽しいだけじゃない。いろいろと考えさせられる短編集。
面白かった。