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ひょうたん の商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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    7

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2013/04/14

 ご飯がおいしそうだ〜。ここらへんの時代の小説はおいしそうな描写が多いかも。ほんわりする話がつまっているので、一番奇麗だな〜と思ったタイトルの話には、とびきりのほんわり話を期待したら、悲しい話でガーンとした。。

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2013/04/04

なんだか、切なくて泣けてくる、そのうえ人の情があったかくて宇江佐さんの作品の中で一番好きです。時代ものは最近になって久し振りに読み始めていまは女性の作家さんが多いのに驚きました。時々心が乾いた時に読みたい。

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2012/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

骨董屋、ではなく古道具屋の夫婦を取り巻く人々。いろいろあっても煮物が美味い。宇江佐氏の話は通勤読書で和む。

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2012/11/13

古道具屋を営む、音松とお鈴夫婦の物語。連作短編集。宇江佐真理さんは、終わりそうなところでスパッと終わらせず、余韻の部分を少し長めに書いてくれる。なんだかそこが、おまけのようでうれしくなる。

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2012/05/04

メーデーの古本市で購入した。 宇江佐真理の本は初読み。 .時代小説の短編集。 どれをとっても味わい深い人情話だ。 心を込めて作られた「ひょうたん」の根付けを持っている満たされた気持ちを想像した。

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2012/01/31

古道具屋・鳳来堂を営む音松とお鈴夫婦。季節感たっぷりの連作集。 表題作や「そぼろ助広」のような心温まる作品もあれば、「びいどろ玉簪」のようなやりきれない作品もある。 四季があるように、嬉しいことも哀しいことも長い人生色々ある。それらを噛み締めて生きていこう。

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2012/01/16

本所五間堀にある古道具屋、鳳来堂。 主人は友達と酒、女房の手料理さえあれば、何も要らないという音松。 おかみの鈴はしっかり者で店番をしながら、よく煮炊きをするので店の前はいつもいい匂いを漂わせている。いなり寿司、蛤鍋……鈴の料理はすごくおいしそうでお腹が減る。 織部の茶碗 ひょ...

本所五間堀にある古道具屋、鳳来堂。 主人は友達と酒、女房の手料理さえあれば、何も要らないという音松。 おかみの鈴はしっかり者で店番をしながら、よく煮炊きをするので店の前はいつもいい匂いを漂わせている。いなり寿司、蛤鍋……鈴の料理はすごくおいしそうでお腹が減る。 織部の茶碗 ひょうたん そぼろ助広(刀) びいどろ玉簪 招き猫 貧乏徳利

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2011/12/19

あったかい。 年齢のせいなのかたまに、宇江佐作品に差し込まれる「老い」と「別離」。 本作品にはそれがあるけれどそれでも、控えめでそれも安心。 市井に穏やかに生きている夫婦。 夫は以前は博打に狂っていたけれど、心根のまっすぐな仲間を大切にするなかなかの男前。 しっかりもので、で...

あったかい。 年齢のせいなのかたまに、宇江佐作品に差し込まれる「老い」と「別離」。 本作品にはそれがあるけれどそれでも、控えめでそれも安心。 市井に穏やかに生きている夫婦。 夫は以前は博打に狂っていたけれど、心根のまっすぐな仲間を大切にするなかなかの男前。 しっかりもので、でも女性らしく少しだけゆらぐ妻。 二人と息子を上手にからめつつ、物語は進む。 優しくしなやかに。 ずっと東京に住んでいると思っていた宇江佐さんは、遠く田舎に住み、 まったく東京暮らしはないと読んだことはある。 優れた物語の紡ぎ手には、場所は関係ないということなのかそれとも、 少し離れた方が美しく見えるものなのか、東京?

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2011/09/11

風来堂という古道具屋がある 主は定式幕で拵えた半纏を年中着ている 女房は店番の合間に外に七輪を出し、魚を焼いたり、煮物の鍋を掛けている ソコには友達が年中集い、笑い声や泣き声が・・・

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2011/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

泣いたり、笑ったりの連作。 音松と鈴の地味ながらも楽しい生活、自然と集まる幼なじみ達。 そしていつの間にかしっかり者に育っていく長五郎。 最後は寂しくしんみりと終わる。 ハッピーエンドよりも心が引っ張られる。

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