世界文学「食」紀行 の商品レビュー
ちょっと古い本だと漢詩を紹介するにも原文をぽんとそのまま載せて、書き下し文くらいは載せても良いけど中身を懇切丁寧に現代語で訳したりしないよ、というような文章がちょくちょくあるような気がするけれどそういうのに出会うとこんにゃろう読んでやるよみたいに発奮する。 この本はそんなに古くも...
ちょっと古い本だと漢詩を紹介するにも原文をぽんとそのまま載せて、書き下し文くらいは載せても良いけど中身を懇切丁寧に現代語で訳したりしないよ、というような文章がちょくちょくあるような気がするけれどそういうのに出会うとこんにゃろう読んでやるよみたいに発奮する。 この本はそんなに古くもないけど文字数制限あるからそんな感じが多くて良い刺激になった。 一つ一つの文章面白いんだけど、やはり文字数制限のためかちょっと薄かった。もう少し長めだと尚良かった。
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篠田一士て人知らなかったけどこんなに本読む人いるんだなとびっくり。色々知ってるってのは大事なことなんだな。 個人的にうまそうだと思うのはやっぱり日本の文章だった。
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古今東西の文学作品に描かれる飲食物の描写をめぐるエッセイ集。 食べ物だけでなく飲み物も、豪勢なものも素朴なものも、肉も魚も、野菜も、美味しそうなものも不味そうなものも、とかく様々なテクストから様々な飲食にまつわる一節を持ってくる。よくもまあこのテーマで4年も連載が続いたものであ...
古今東西の文学作品に描かれる飲食物の描写をめぐるエッセイ集。 食べ物だけでなく飲み物も、豪勢なものも素朴なものも、肉も魚も、野菜も、美味しそうなものも不味そうなものも、とかく様々なテクストから様々な飲食にまつわる一節を持ってくる。よくもまあこのテーマで4年も連載が続いたものである。 お腹が減っている時に読むとなかなか破壊力がある。 いっぺんに読もうとすると、途中でもたれるので、暇な時にぽつぽつ読み進めていくのがいい。
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