女も、不況？ の商品レビュー

酒井順子【著】

2011/09/04

週刊現代の連作エッセー集今回は2009年不況の時代を反映して、表題だけは不況の文字が入っていますが、内容はおなじみの切り口で世の中のあれこれをアラフォーの視点から切り込んでいます。まあ不況とはいっても、あるところにはあるわけで、舞い上がっている人たちはいっぱいて、書くのには事欠かないようです。

2011/04/30

「負け犬の遠吠え」を書いた著者の2007～2009年頃のエッセイ。自分とは違うタイプの人間の鋭い視点が面白く、昔のことを思い出すことができた。

2011/02/08

【シャーデンフロイデ】
ドイツ語…他人の不幸を喜ぶ気持ち。

いつも通りのサラッと読めるエッセイ。

2011/01/21

子どもを電車で座らせるか否か、の話は目からウロコだったので★４にします。車社会で育ったが故の盲点だった。読んでよかった！2011年１月現在５冊出ている『週刊現代』連載シリーズでは、この装丁がいちばん好き。

2010/11/03

よく観察してるし言語化しるのが、うまい。アイドルのコンサートに集う人々を「好き」と「好きになることに決めた」人々と表現してるのが、あの違和感を言い当てていて、さすが。

2010/10/27

なんとなーく読むものがなくて読んでしまったが、
彼女のエッセイは、
防弾ガラスの向こうから表面だけを見て
「おもしろおかしく」コメントしてるように見えるんだよね。
下品の程度もツッコミも女子高体質の範囲内というか。
ちょっと肌合いがあわんのだ。
まだワンテーマで1冊の方がいい。
といいつつ負け犬は読んでないｗ
http://takoashiattack.blog8.fc2.com/blog-entry-1316.html

2010/01/31

ちょっと前の話なので、リーマンショック前後の世の中の流れも読み取れて興味深い。百年に一度の不況、というものに陥った後の世の中も見て取れる。
酒井氏の感覚は私と似ているので、電車の中で１つ座席が空いたら親ではなく就学児童が座ったりする現状を嘆いたりするのも同じ。子供を大切にしすぎだよなと感じていたので文章にしてもらってすっきりした。

2011/09/03

もうね、本当にドンピシャリな内容。 もしも酒井さんとオシャベリをしたら、一晩を費やしても終わらず 、「そう、そう！」と膝を打ったり、一緒に涙したりするであろう私が見えるよう。 以前は誰かの結婚式で旧交を温めていたのが、だんだん人のお葬式でそうなっていく。 酒井さんの本では、「お通夜不倫というスタイル」。私の友人はお通夜復縁。 「医者に恋する理由」や「出張モテする男とは？」「元彼の余命」などなど。私自身が経験したり、身近な友人が報告してくれた内容が、次から次へと酒井さんの筆によってあぶりだされていくのです。 男性が読んで面白いかは分からないけど。いやでも「週刊現代」で連載したものなのだから、男性ウケもいい話題なのかな？

2009/10/20

さーっと読める。自然なエッセー。

あーっと思ったこと。
かなり痛いけど。。

「医者に恋をする理由」
普段からスキンシップなれしていないと、お医者さんやらに恋してしまうらしい。
わかる・・・
わかる・・・

いかんなぁ。

2011/08/15

相変わらず「負け犬」が代名詞といえる酒井順子。そしてアラフォーばく進中。女性である事は間違いないのだが、男目線で世の中を見て、バッサバッサと斬り捲る、その心意気が好感を覚えます。