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博物館はマーケット の商品レビュー

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2014/09/25

伊香保のおもちゃと人形自動車博物館を経営されている横田さんのエッセイ。ご自身の半生から、なぜ博物館の館長になろうと決心したかという動機と、私立ながら安定した黒字経営を達成している博物館の運営について述べられている。 まず、経営のテキストとしてとても面白いです。哲学はシンプルで、...

伊香保のおもちゃと人形自動車博物館を経営されている横田さんのエッセイ。ご自身の半生から、なぜ博物館の館長になろうと決心したかという動機と、私立ながら安定した黒字経営を達成している博物館の運営について述べられている。 まず、経営のテキストとしてとても面白いです。哲学はシンプルで、お客さんの目線になって考えて面白いものを提供することで経営を成功させるというもの。 よく考えてみれば、当たり前のことなんですが、なかなか達成されないんだろうなってのは読んでいてすごく思いました。そういった周囲に対して批判的も投げかけられていて、はっとさせられる内容です。 また、横田さんの歩んできた道がとても興味深いです。バブルのことはとてつもない年収をたたきだす会社を経営されて、まぁいわゆる成功者として生活されていたのですが、そのころの社長としての苦悩とか不安感、青春時代のコンプレックス、お金はあっても本当の幸せじゃない感(?)というのがリアルな言葉で書かれていて、人生を考えるうえで、一つの参考なるんじゃないかなって思います。 そんなに長い内容ではないですが、全体として、ご自身で書かれているため実感を伴って、内容がすんなりと入ってくるという感じでした。

Posted byブクログ

2009/12/21

おもしろくてすらすら読めた。 経営論みたいなところも興味持てた。 やっぱりお客さんの視点がいつもないとだめだなーということ、仕事するうえでも参考になった。 だけど私は経営者には向いてないかなーって思った。 この博物館ぜひ行ってみたい☆

Posted byブクログ