美しく読む「播磨国風土記」 の商品レビュー

田井恭一【編】

2021/06/22

日本で最も古い書物と考えられる風土記、現存する中でも古いほうとされる播磨国風土記。
地名や特産物、その地名の由来などを報告するための書物ということです。
「日本人のお名前」のような人々の暮らしと神話のお話が混じり合い生まれる地名。ロマンありますね。

広島の豪雨災害の時は地名が持つ災害の記憶や、東日本大震災の時は津波被害の記憶もしかり。
民話や祭り、祈りもしかり。
人々が守り、語り継いできたものがもっともっと注目され、大切にされるといいと思います。