三国志 諸葛孔明99の謎 の商品レビュー
★2010年38冊目読了『三国志 諸葛孔明99の謎』加来耕三著 評価B 三国志の登場人物の中で一番気になる諸葛孔明についてスポットをあてて書かれた簡単な読み物。当初は、単純に頭脳明晰な人物として、いろいろな三国志で彼に注目してきていたが、実は軍師としての才覚よりも施政者としての才...
★2010年38冊目読了『三国志 諸葛孔明99の謎』加来耕三著 評価B 三国志の登場人物の中で一番気になる諸葛孔明についてスポットをあてて書かれた簡単な読み物。当初は、単純に頭脳明晰な人物として、いろいろな三国志で彼に注目してきていたが、実は軍師としての才覚よりも施政者としての才能に優れていたことがようやく私にもわかってきた。そして、あまりにも神話化されていた軍事的才能では、それほど見るべき輝かしい戦歴はなく、意外に苦戦、敗戦が多かったことも分かってきた。しかし、それにもまして、劉備をささえ、蜀漢の政治を全面的にささえ、最後には過労死ともいうべき、壮絶な日々を送った末、倒れたことが分かる。無私の宰相であったことが、その後の神格化につながったようだ。
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空城の計 味方兵力が極端に少ない籠城戦の際、 城の門をわざと全部開けて無防備な状態にする。 相手の指揮官は何かの罠があると考え 敵の攻撃を遅らす計略。
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