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知識ゼロからの日本絵画入門 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2022/04/28

日本絵画を大まかに概観した本。 歴史的、学術的な評価や絵師のエピソードよりも、絵の印象や真贋の見分け方など、著者の主観に関する記載が多い。月岡芳年に関する記載など、あまりに不勉強と思われる部分もあり、内容は今ひとつだった。このシリーズの西洋絵画の入門書が良かったので購入したが、日...

日本絵画を大まかに概観した本。 歴史的、学術的な評価や絵師のエピソードよりも、絵の印象や真贋の見分け方など、著者の主観に関する記載が多い。月岡芳年に関する記載など、あまりに不勉強と思われる部分もあり、内容は今ひとつだった。このシリーズの西洋絵画の入門書が良かったので購入したが、日本絵画についてはハズレと言わざるを得ない。

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2022/01/27

日本画の流れが、ざっくりつかめて良かった。歴史の資料集で見たものと浮世絵くらいしか知らないな‥という状態だけど(そしてそういう人多そうだけど)、それ以外でも面白いのがあるな、と知れた。コラムは真贋とかの話ばかりだったけど。

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2021/06/08

室町時代の雪舟から、明治の横山大観、上村松園まで、日本画の重要作家の作品を概説。 なんとなく情報量が少なくて、ぴんと来ない項目もあるが、入門には良いと思う。

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2021/03/29

タイトル通り、知識ゼロから代表的な作家とその作品を知れるのがありがたい。 途中途中で時代が前後する部分もあり、読んでて全体感が見えにくい。 ただし、入門書としては敷居が低いのと、画商ならではの視点でコメントされている点が良い。

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2020/09/03

鎌倉時代後期(水墨画の雪舟等楊、長谷川等伯)から明治時代(近代日本画の狩野芳崖、横山大観、竹内栖鳳、上村松園)までの、巨匠30人の時代背景・作品・画家の人となりがわかり易く解説されている。 筆者曰く、日本絵画とは一本の線から始まり、鑑賞眼を養うためには、1)知識2)絵の空気感を見...

鎌倉時代後期(水墨画の雪舟等楊、長谷川等伯)から明治時代(近代日本画の狩野芳崖、横山大観、竹内栖鳳、上村松園)までの、巨匠30人の時代背景・作品・画家の人となりがわかり易く解説されている。 筆者曰く、日本絵画とは一本の線から始まり、鑑賞眼を養うためには、1)知識2)絵の空気感を見抜く目を持て、という。 個人的には、葛飾北斎、伊藤若冲の大ファンである。 早速、日本三大浮世絵コレクションへGOである。

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2019/09/01

2019/7/15 30人の日本絵画家を4ページて紹介。やはり風景画、北斎のアイディアが最高か。月岡芳年も面白い。★4

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2018/12/31

時代の流れに沿って、流派を挙げ、その代表する作家を紹介する形式。作者1人に一つの作品しか掲載されてないのが少し寂しい。 各作品にかいてあるモチーフと見所の欄がおもしろい。初めてだとなかなかどこを見ていいかわからず、ただ漠然とみてしまうが、この視点を持って見ればかなり日本絵画を楽し...

時代の流れに沿って、流派を挙げ、その代表する作家を紹介する形式。作者1人に一つの作品しか掲載されてないのが少し寂しい。 各作品にかいてあるモチーフと見所の欄がおもしろい。初めてだとなかなかどこを見ていいかわからず、ただ漠然とみてしまうが、この視点を持って見ればかなり日本絵画を楽しめそうな気がした。

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2015/03/30

タイトル通りの日本画入門書 フルカラーで、歴史的に有名な日本画家を一人、そしてその作品を一つピックアップしている。 時代は雪舟~上村松園まで 内容はそれほど濃くないものの 初心者にもわかりやすく、そして日本画に親しみを持ってもらうような構成になっていると思う。 これを読んでもっ...

タイトル通りの日本画入門書 フルカラーで、歴史的に有名な日本画家を一人、そしてその作品を一つピックアップしている。 時代は雪舟~上村松園まで 内容はそれほど濃くないものの 初心者にもわかりやすく、そして日本画に親しみを持ってもらうような構成になっていると思う。 これを読んでもっと知りたいと思う人は他のもっと専門的な本に手を出したらいいんじゃない?くらいの内容 それでも画家のちょっとした面白エピソードなども挟んでいてよかったし、本当に日本画の知識そんなにない人向け。さらりと読めて面白かったのでよし

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2015/03/23

読書録「知識ゼロからの日本絵画入門」4 著者 安河内眞美 出版 幻冬舎 p43より引用 “これだけ日本画に「金」が多用された理由 の一つとして、光を反射させて部屋を明るく する、家具としての用途が考えられます。” 目次から抜粋引用 “狩野派  曽我派  浮世絵の先駆  文人...

読書録「知識ゼロからの日本絵画入門」4 著者 安河内眞美 出版 幻冬舎 p43より引用 “これだけ日本画に「金」が多用された理由 の一つとして、光を反射させて部屋を明るく する、家具としての用途が考えられます。” 目次から抜粋引用 “狩野派  曽我派  浮世絵の先駆  文人画・南画  近代日本画”  テレビの鑑定番組で馴染みとなった、日本 画美術商である著者による、日本画を楽しむ ポイントをまとめた一冊。  水墨画から浮世絵まで、流派や分類の中心 となる作者の人生も交えて解説されています。  上記の引用は、安土桃山時代の日本画に多 用された金色について書かれたコラムでの一 節。見栄えだけでなく、実用性も考えられて つくられているのですね。 現在と違って、室内を照らす明かりも少ない 時代ですから、こういう工夫はより価値が高 かったのかもしれません。  このような本で見るだけだと、どの絵も同 じような大きさになってしまいますが、その 絵のサイズを確かめると、是非実物を見たく なるようなものがたくさんあります。 40cmx16mある雪舟の山水画や2m四方以上ある 横山大観の富士山の絵などは、実物を見てみ たいものです。 ーーーーー

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2015/01/03

日本絵画は最近好きになっているが、系列が頭に入っていないので、個々の作者で興味を持つようになっていた。この書籍で全体像がつかめるわけではないが、大まかな流派や流れを理解することができるので、今後の鑑賞の参考になると思う。 日本独自の流れ(これ自体が中国の影響があるだろうが)と、西...

日本絵画は最近好きになっているが、系列が頭に入っていないので、個々の作者で興味を持つようになっていた。この書籍で全体像がつかめるわけではないが、大まかな流派や流れを理解することができるので、今後の鑑賞の参考になると思う。 日本独自の流れ(これ自体が中国の影響があるだろうが)と、西洋の写実的な要素が混ざってくるとかなり面白くなってくる。 ただ、西洋が入ってくる前の北斎らの構図力はいまさらながらすごいと思う。どうやってそういう構図を思いついたのだろうか。 次の日本画の展覧会が楽しみになってきた。ちなみに、もっと知りたいのであれば、個々の作者のことを深掘りしたものを見た方がいいのだろう。

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