宿闘 の商品レビュー

今野敏【著】

2024/03/06

今年も本屋大賞の季節がやって来ましたね

今は2次投票が終わったところですね
大賞発表は4月10日予定とのこと楽しみです

ちなみにノミネートされている10作品のうち、普通に8作品も読んでました
凄くね？わい凄くね？
もちろん全部図書館で借りました
「全国書店員が選んだいちばん！売りたい本」が謳い文句なのにすみません

で、今回生意気にも大賞予想しちゃいましょうかね？
読んでない2作品は『レーエンデ国物語』と『放課後ミステリクラブ』なんですが、『放課後ミステリクラブ』の方はこれがノミネートされてる時点で「本屋大賞」の意義みたいなんが象徴されてるようで大変好ましいんですが、さすがに大賞はないでしょうね
『レーエンデ国物語』はうんまぁ置いておこう

はい、ズバリ大賞は塩田武士さんの『存在のすべてを』と予想します！

夏川草介さんの『スピノザの診察室』と迷いましたが、既読8作品のうちのひまわりめろんベストを素直に挙げます

さて、結果はいかに？

あ、『宿闘』ね
今野敏さんの格闘技と伝奇のオタク知識がふんだんに披露されてましたよ、いじょっ！

2022/07/15

芸能プロダクションの三十周年パーティで専務の浅井が襲われた。意識を回復した当人は何も覚えていなかったが、その晩死亡した。会場で浅井は浮浪者風の男を追って出て行った。共同経営者である高田、鹿島、浅井を探して対馬から来たという。ついで鹿島も同様の死を遂げた。事件の鍵は対馬に？渋谷署の辰巳刑事は整体師・竜門と対馬へ向かう。好評、辰巳＆竜門シリーズ。

2021/04/12

前作までと違い本作では、事件の舞台が対馬へ移動したこともあり、ちょっぴり読み応えが増したかな、と思います（その分、星の数を増やして４つにしました）。それ以外ではストーリーの構成や犯人が抱く怨恨が事件のきっかけになっている点は同じってこともあり、シリーズ３作目でだんだんレビューすることがなくなってきました…。

2018/11/16

渋谷強行犯係シリーズ　第3弾

芸能プロダクションを共同経営する3人のうち、2人が不審な死を遂げる。

3人の過去を知る犯人が、一撃で脳卒中を起こさせ、2人を死亡させたことが分かり、3人の秘密がある対馬に辰巳と竜門が向かう。

対馬に伝わる秘伝の武術にまつわる悲しい結末が。

いつも通り安心して読了。

さあ新刊読むぞ！

2014/04/23

渋谷署強行犯係シリーズ３作目。

２作目の「義闘」をすっ飛ばして、こちらを先に読む。旧題は「鬼神島　拳鬼伝３」

相変わらず時代背景は古いし、竜門の変身アイテムである、ハードジェルのくだりはちょっと気恥ずかしくなるくらい古臭いですが、、、、１作目よりは読みやすく、事件の背景、動機もしっかり描かれていて面白かった。最新作での、変身のくだりはどうなっているんだろう、気になる。

2013/11/08

辰巳刑事と整体師・竜門の第3弾。
いよいよマニアックになってきた。
今野さんご自身も相当な腕前の持ち主だから
格闘技の流派のくだりになるとかなり詳しくその奥に案内されてしまう。
（未知の世界でそこだけはちょっと覗き見になってしまうけど）

龍門さんのストイックさにますます好感。
術の技が再現できるかそこは大変だけど
これだけは映像で見てみたい気がする。
整髪ジェルのところとか、とくに(笑)

2013/09/11

市立中央図書館。
渋谷署強行犯係、といふサブタイトルがついてるシリーズもの。内容は覚えてない(*^_^*)。

2013/07/04

登場人物たちが場当たり的に動いているように感じられ、しっくり来ないせいか、格闘技の教科書を読んでるような気になりました。
空港でのくだりもやけにANAを持ち上げているのが気になったりして。
少し残念でした。

2011/11/02

プロダクションの経営者　２人が暴漢に襲われ殺される。
死因と動機は、過去の行い。

個人メモ
辰巳五郎（巡査部長）
竜門光一（整体師）
高田和彦（社長）・・・
鹿島一郎（部長）・・２人目の犠牲者
浅井淳（専務）・・１人目の犠牲者

2010/01/13

2009/3/7 ジュンク堂ダイエー三宮店にて購入
2010/1/12～1/13

渋谷署強行班の辰巳シリーズの２作目。筆者の安積班ものなどの警察シリーズと思うと肩すかしをくらう。このシリーズの主人公はどう考えても整骨院を営んでいる竜門である。どちらかというと氏の空手・格闘技シリーズであろう。今回は、東京で起こった芸能プロからみの事件を追って対馬に向かった辰巳、竜門ら。どんな格闘技が対馬にあるのか。しかし、竜門はかっこよすぎるなぁ。次作では私としては竜門のアシスタント真理をもっと書き込んで欲しいところだが、どうなっているのだろう。