透明怪人 の商品レビュー
町はずれの廃墟に、ろう仮面の紳士が入っていった。後をつけていた少年探偵団員二人の目の前で上着とシャツをぬいだその男は、なんと透明人間だった!目に見えない透明怪人が連日事件を引き起こし、東京中を震え上がらせる。怪人の出現に、明智探偵と少年探偵団は…。 【巻末エッセイ/藤谷治】
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島田父が迂闊過ぎて笑ってしまった。 息子にすら教えていなかった大切な隠し場所を、 何故初対面の人間に教えてしまったのか。
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怪人二十面相の話を初めて読んだ。ロウの仮面をかぶってる姿や、地下室の様子が言葉だけなのに想像しやすかった。推理小説として見ると物足りないけど、児童小説としてなら。て感想を抱いた。
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この作品の謎の提示~展開の辺りが面白くて大好き。今回は事件を追う新聞記者も登場し、少年探偵団、明智、新聞記者、透明怪人(+四角い眼鏡の老人)が入り乱れて話が展開していきます。 ラストの(パターン化してますが)明智の種明かしも格好いい!
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最近「K21」と映画にもなっていますが、江戸川乱歩の少年探偵シリーズです。個人的にはこの作品が展開やオチも一番好きですね。 江戸川乱歩はいろいろと怖い作品をいっぱい書いているんですが、このシリーズは小学生も安心して読めますね。
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透明怪人、空気男、少年探偵団、明智小五郎、怪人二十面相、、、と期待通りの展開。結構、サクサクと読ませてくれるじゃん、、、で、このシリーズ何冊か出ているようなので、絶版になる前に、入手&読了しておこうと思っております。 東京出張の折り、品川駅の丸善にて本書を発見。田舎の本屋ではお...
透明怪人、空気男、少年探偵団、明智小五郎、怪人二十面相、、、と期待通りの展開。結構、サクサクと読ませてくれるじゃん、、、で、このシリーズ何冊か出ているようなので、絶版になる前に、入手&読了しておこうと思っております。 東京出張の折り、品川駅の丸善にて本書を発見。田舎の本屋ではお目にかかれそうにないもので、思わず購入してしまいました。書店で購入するのは、実に久しぶりのことです。 昭和39年の作品だそうです。この年は東京オリンピックで、自分も小学6年の時代。 この当時、読書とはまるで縁のない生活だったので、大きくなってから、少年探偵団はもう少し古い時代、戦争前とか、大正とか、、、と勝手に思い込んでいたのですが、ずいぶんいい加減な記憶でした。自分は、小林少年とほぼ同世代ということになるんでした。 (2009/3/13)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
木下君と島田君が目撃した蝋人形の仮面をつけた男。二人と仮面の男を尾行する黒川記者。黒川記者が二人に語る空気男の噂。宝石点から盗まれた首飾り、蝋人形の展示会場から逃げ出した空気男。木下君と島田君の周囲に現れる空気男。黒川記者が名付けた透明怪人。島田君のお父さんが所有する真珠塔を盗み出す透明怪人。ルンペンが目撃した透明怪人。透明怪人をつけた少年探偵団員の大川くんが捕らえられた四角眼鏡の老人。大川くんを透明怪人にした謎の老人。少年探偵団による救出。明智小五郎登場。謎の老人に捕らえられた明智小五郎。謎の老人の狙う文代夫人。中村警部と黒川記者に連れ出された夫人。明智小五郎の脱出と老人逮捕。取り調べ中に現れた3人の明智小五郎。 2009年4月15日初読
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