脳科学者 ラモン・イ・カハル自伝 の商品レビュー
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バリバリ特性の強さを感じるラモン・イ・カハル。 ニューロン説の発見者。 幼少期の攻撃性の発現と折り合いの付け方。 やらされるものは身につきにくい。 興味のある事柄(絵画)への熱量のすさまじさ。 経験則から得るものの大きさ。 刀の鞘になる存在の重要性。 ラモン・イ・カハルの場合は、妻のシルヴェリアの存在が大きかった。 イタリアのゴルジと共にノーベル生理学・医学賞を受賞。 ゴルジ染色法。
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ラモニ・カハールは、スペインの解剖学者、神経科学者であり、「みずからの学問をスペインの地を一歩も離れずに、全く自力独歩で築き始めた」人である。1906年、ノーベル医学生理学賞を受賞している。わが国では、しかし、神経科学の専門家を除けば、あまりよく知られた名前ではないであろう。この...
ラモニ・カハールは、スペインの解剖学者、神経科学者であり、「みずからの学問をスペインの地を一歩も離れずに、全く自力独歩で築き始めた」人である。1906年、ノーベル医学生理学賞を受賞している。わが国では、しかし、神経科学の専門家を除けば、あまりよく知られた名前ではないであろう。この本は、そのカハールの伝記である。
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