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インド人の頭ん中 の商品レビュー

3.7

31件のお客様レビュー

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2022/02/06

愛すべきインド。憎めないインド。 比べてみると、日本人は繊細と言われる。 +++ 日本人の力の加減が10段階に分かれているとすると、・・・インド人は多分3段階くらいなのでは? たとえばインド製のテレビ。インド人は、ものすごい音量でテレビの音楽をかける。 ・・・わかる、わ...

愛すべきインド。憎めないインド。 比べてみると、日本人は繊細と言われる。 +++ 日本人の力の加減が10段階に分かれているとすると、・・・インド人は多分3段階くらいなのでは? たとえばインド製のテレビ。インド人は、ものすごい音量でテレビの音楽をかける。 ・・・わかる、わかる。 ・・・そうそう、超てきとー。高田純次がすき(関係ないけど)。 一事が万事、最小メモリの「1」が私たちの「3」ぐらいなんだから、そりゃそうだ。 おもしろすぎる。。。 「一応、三段階ボタンがついてるの! インドでそんな扇風機、画期的でしょ」 と、最初は喜んでいたのだが、店で試運転してみた結果、買う気が失せたんだそうだ。なぜなら、日本人の感覚でいうと、その扇風機の三段階は「強風」「さらに強風」「すごく強風」だったからである。(位置NO.316) 「r」を思いっきり発音する。  no.1 → ナンバルワン  letter → レタル  market → マルケット  government → ガバルメント (位置NO.1509) むちゃくちゃわかる。。。 同じ場所で、ある一定の時間を一緒に過ごしているのに、階級の異なる者同士は、絶対に混ざり合っていない。空間も時間を共有していながら、「別レイヤー」。その混ざらなさ具合の凄さに、ある意味、感心した。(位置NO.1059) とあるインド映画「あなたの名前を呼べたなら」を思い出した。そう、混ざらない。(なんか好きな映画だったりする・・・)インド映画、好きなんですよねー

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2016/10/17

自分のルーツを知るのに役に立った部分は往々にしてある(((o(*゚▽゚*)o)))それ以上に父親の考え方のベースが垣間見えた気がした… 時折、作者はインド人を小馬鹿にしているのか?と気になる節があったりもしたが、最後まで読み進めると全ては「憎めない彼ら」を愛おしく思っているから...

自分のルーツを知るのに役に立った部分は往々にしてある(((o(*゚▽゚*)o)))それ以上に父親の考え方のベースが垣間見えた気がした… 時折、作者はインド人を小馬鹿にしているのか?と気になる節があったりもしたが、最後まで読み進めると全ては「憎めない彼ら」を愛おしく思っているからなのだと分かる。2016/10/17 20:38

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2016/01/25

一気読み。勢いでインドに住んじゃった女性のエッセイ。犬の話で出てくる「放っておく、というのは『同等』ということなんだ」という文に痛く納得、共感した。排除でもなく保護でもなく。カースト制度や厳格な上下関係が根強く残っているのと一見矛盾するけれど、それがインドの面白さなんだろうな、と...

一気読み。勢いでインドに住んじゃった女性のエッセイ。犬の話で出てくる「放っておく、というのは『同等』ということなんだ」という文に痛く納得、共感した。排除でもなく保護でもなく。カースト制度や厳格な上下関係が根強く残っているのと一見矛盾するけれど、それがインドの面白さなんだろうな、と。これまで3度インドに行った&インドは好きな国だけど、どれも誰かに守ってもらってイイ思いしかしていないんだということを改めて実感した。あと、日本語と同じSOV型のヒンディー語にちょっと興味がある。ニューエクスプレスでも買ってみるか。

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2015/01/08

著者はインドで一人暮らしをする女性。 日本とはあまりにもかけ離れた町、人、気候。 あまりにも違いすぎて、笑えるくらいだ・・・。

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2014/03/01

読書録「インド人の頭ん中」2 著者 冬野花 出版 中経出版 P36より引用 “だから、ちゃんと食べたければ、結局は作るしかない。”  目次から抜粋引用 “初めてのお引越し  家の中に沼出現  デリーで納豆  手首の骨  交渉合戦”  フリーライターである著者による、インド...

読書録「インド人の頭ん中」2 著者 冬野花 出版 中経出版 P36より引用 “だから、ちゃんと食べたければ、結局は作るしかない。”  目次から抜粋引用 “初めてのお引越し  家の中に沼出現  デリーで納豆  手首の骨  交渉合戦”  フリーライターである著者による、インドの日常風景を描いた エッセイ集。  インドへの引っ越しについてから一時帰国した時の日本の感じ 方まで、気楽な文章で書かれています。  上記の引用は、インドでの一人暮らしについて書かれた項での 一文。インドでは一人暮らしは珍しいらしく、一人で外食してい ると注目されるとのことです。  写真もある程度掲載されていますが、白黒で点数が少ないので、 ビジュアルからインドを楽しむには向きません。 ーーーーー

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2013/10/24

テンポのよい文章で、インドという異文化を的確に表現してあり、とてもわかりやすく面白かった。 ちょっとハラハラするくらいのインド人分析なのだが、愛があるからこそ、ということかしら。 カースト制について、もっと詳しく知りたかったので、続編を期待したい。

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2012/12/21

インド人あるあるネタの宝庫。笑い飛ばしながらも、ここまで列挙されると自然にインド人の雰囲気がつかめてくる。インド人と関わる前に読むべき一冊。名著。

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2012/11/24

インドに住んでいるからこそ、これが決して大げさな話ではないことが分かる。そうそう!と納得したり、一緒にイライラしたり(笑) ・・と言っても駐在妻以下の生活をしていた冬野さんはすごい!その一言に限ります。

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2012/10/22

著者はインド個人旅行を二度した後、インドに住むことにしたという女性。 読みながら、「え、これ、いつの話?」と発行年を確認すると、2009年。もちろん、書かれているエピソードはそれよりも前のことになるとしても、昔々というわけではない。うーん、住むのはきびしそうだなぁという印象(^^...

著者はインド個人旅行を二度した後、インドに住むことにしたという女性。 読みながら、「え、これ、いつの話?」と発行年を確認すると、2009年。もちろん、書かれているエピソードはそれよりも前のことになるとしても、昔々というわけではない。うーん、住むのはきびしそうだなぁという印象(^^;。 カースト制とか宗教とか慣習とか、日本で育った者にはすんなりと受け入れにくそうな文化素地があるようだ。どんなことを「失礼」と感じるかも日本とインドでは違うらしい(175)。 著者はインドと日本のギャップにとまどいつつも、基本的にインドに惹かれている(88など)から、悪態をつくようなところがあったとしても、読んでいていやな感じがしない。「へぇぇ」というようなエピソードがテンポよく語られ、読みやすい。 興味深いと思ったことをいくつか(以下ネタバレ)。 結婚に関しては、まず「家柄」「カースト」「教育」「年収」などのレベルの一致が求められ、そのうえで性格とか趣味とかについても少しは考慮する、というようなものらしい(96) カーストが違うと同じ時間や場所を共有していてもまざりあうことはない。ドービー(洗濯屋)はバターという単語を知らなかった。主人のほうも、彼らにわかる言葉で対応する。(105) 現代のインド人にとって読み書きは基本的に英語でするものであり、ヒンジー語は話すための言葉。ふだんはヒンジー語を話す人もメールでは英語しか書けないと言う人が多いらしい(153) ヒンジー語は日本語と相性がいいらしい。英語は逆。 「ペラペラと英語が口から勝手に出るようになるには、(中略) 人格まで変わらないといけないような気がする。キャラ替えが必要で、「日本語をしゃべる私」のままの自然な自分では、英語はうまくしゃべれない感じがするのだ」(220) ーこれ、わかる気がする。でもってヒンジ―語は日本語の感覚のままで話すことのできる言葉らしい。

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2012/09/01

今まで読んだインドの本は、どれも旅行記でした。 でもこの本の著者は実際にインドに住んでいて、インド人のカレまでいるとのこと。旅行者ではなく生活する人の目線なので、更に一歩踏み込んだ情報を得られました。そして、インドの半端じゃないレベルの暑さをこの本からムンムンと感じました。本から...

今まで読んだインドの本は、どれも旅行記でした。 でもこの本の著者は実際にインドに住んでいて、インド人のカレまでいるとのこと。旅行者ではなく生活する人の目線なので、更に一歩踏み込んだ情報を得られました。そして、インドの半端じゃないレベルの暑さをこの本からムンムンと感じました。本から熱気がでているようでした…

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