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危機を超えて の商品レビュー

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2009/12/26

『入門 経済学』なんかで有名、東京大学経済学部長の伊藤元重さんが解説する世界大不況です。 マクロ経済学などを駆使した少々小難し目のものを期待していたのですが、分かりやすい語り口が指向されていて、よいのですが若干期待とは違っていたテイストでした。内容もびっくりするようなものはな...

『入門 経済学』なんかで有名、東京大学経済学部長の伊藤元重さんが解説する世界大不況です。 マクロ経済学などを駆使した少々小難し目のものを期待していたのですが、分かりやすい語り口が指向されていて、よいのですが若干期待とは違っていたテイストでした。内容もびっくりするようなものはないですが、次に向けてということで、消費税は20%までどこかで上げるべき、雇用の流動化が必要、など経済学者としての提言もあります。 刺激は足りませんでしたが、まずまず。

Posted byブクログ

2009/10/04

100年一度のこの大不況の乗り越え方。医療・住宅・雇用政策・教育研究の4つの分野を徹底に投資するアジアに向けて開放する。ただ市場にまかせるのではなく、政府もかんでゆく。消費税も毎年少しずつ上げて、直前の需要を狙って消費を促す。など

Posted byブクログ

2009/10/04

麻生さんが買った本の中の1冊です。講義と書かれているだけあって、その雰囲気が出ています。リーマンショックによる金融不安や不況の波が押し寄せる現在の状態はどうして、こうなったか、それをどう対策するかと言うような内容で書かれています。 しかし、なかなかこうした状況での将来の予想や対...

麻生さんが買った本の中の1冊です。講義と書かれているだけあって、その雰囲気が出ています。リーマンショックによる金融不安や不況の波が押し寄せる現在の状態はどうして、こうなったか、それをどう対策するかと言うような内容で書かれています。 しかし、なかなかこうした状況での将来の予想や対策は難しい。Aという人がいればBという人もいるでしょう。どんな策にも光と影があるのだろうし、将来の姿も、時代が早くなるにつれて見通すことが難しくなってきていると思います。いずれにしても政治がしっかりしなくてはと思うのでした(^^) ところで、この本で、「日本人は過剰貯蓄型」であることを示しています。そこで、消費税を20%くらいにして、その財源を医療や福祉などのサービスに当てて、将来の不安を取り除くことが、いずれは消費拡大につながると、、、一理あるかもって思って読みました。消費税の話は政治家が自分の選挙のために及び腰になりますが、しっかりした使い道を決めて国のために進めてほしいものです。

Posted byブクログ