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歌舞伎ゆめがたり の商品レビュー

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2020/03/10

日本人でありながら、歌舞伎の事を国外にいる人に理解してもらえるように、少しでも知っておきたいと、思って手にした本である。 幼き時に、見た歌舞伎は、着物姿の役者と、花道を渡る時に、観客からの声援だけが、記憶にある。 さてさて、この本が、収録している13の作品が、掲載されている。...

日本人でありながら、歌舞伎の事を国外にいる人に理解してもらえるように、少しでも知っておきたいと、思って手にした本である。 幼き時に、見た歌舞伎は、着物姿の役者と、花道を渡る時に、観客からの声援だけが、記憶にある。 さてさて、この本が、収録している13の作品が、掲載されている。 初めから、カタカナ文字が、飛び出してきて、なんとも変わった作風であり、著者 水原紫苑氏のシオンが、登場している。 面白そうかもと、思いながら、ずずずい・・と、読み出したのだが、、、、 本当に夢物語りである。 原作の歌舞伎の面白さを伝えたいのだろうが、、、、、これは、夢がたりでなく、著者の妄想の話である。 最後の方になる「一条大蔵譚」になると、下品極まる言い方で、歌舞伎の話を個人の妄想話にしているみたいになっているのが、とても気になってしまった。 「野崎村」113ページの「お染の母は、久松を思い切って、山家屋へ嫁に行くように・・・」と書かれているが、久松は、男である。 久松でなくお染の間違いであろう。 歌舞伎の事を知りたかったが、この本は、少し残念な気がした。

Posted byブクログ