FLESH&BLOOD(限定版)(12) の商品レビュー

松岡なつき【著】

2016/10/21

やっとストーカーもといビセンテとの話が終わった。最後まで本当に自分勝手で胸糞悪い男だった。。そりゃカイトもブチ切れるわ。作者さん、まさか最後に病気が発覚したカイトをジェフリーに返したくらいで、ビセンテを「良い男」だったことにしませんよね？？ほんっとビセンテが何を言っても「誘拐犯が何を言う」としか思えなくて辛い数巻だった…。

ところで、この巻からイラストレーターが変わりましたね。彩さんの絵はすごく好きなので、嬉しい。電子書籍で読んでるから表紙以外の絵がないのがアレだけど。

2009/10/04

カイトへの愛情を隠そうとしなくなった男たちがかわいくて仕方ないです。
続き読みたい…。
本命はジェフリー×カイトだけど夢オチでいいから
ナイジェル×カイトとかビセンテ×カイトとか読んでみたい。

2009/10/04

やっぱ限定版でしょ！ていうことで発売日に池袋までいって買ってきました。
でも、実はまだ冊子のほうは読めてなかったり…。

今回からレーターさんが変わりましたけど、それほど違和感無くてよかったです。
挿し絵なんかいらないから早く続きを出してぇぇ〜！と思った日々ともさよならですね。

やっとカイトとジェフリーが合流して…。
ジェフリー派なので、やっぱり二人には一緒にいてもらいたいのです。
にしてもカイトは大丈夫かなぁ。結核なのかな。
あの時代では絶対に助からないよね…。
どうなるのかな。

ビセンテは本当に男らしかった！かっこよかった！すごい！スペイン男！

2009/10/04

１〜１２巻まで出てます。１・２巻があまりにも面白かったので１２巻まで大人買いしちゃいましたｗｗｗ
続きがすごく気になります！

2009/10/04

＜イラスト：彩＞

ビ、ビセンテ･･･ビセンテーーーーーッ!!!
とにかくビセンテが切ない！彼の苦悩と最後の決断が今巻最大の見所ではないでしょか。カイトがまたかなりビセンテに対して揺れている（恋愛感情はないみたいですが）のも、両者にとって辛いことになっているでしょう。
ジェフリーは今巻ちょっといいところがないかな。なので評価は★4つで。
でもカイトが揺ぎ無くジェフリーを好きなことがわかってよかったというか、安心しました。いろんな人に好かれすぎて逆に可哀想な感じになっているカイト。今度は和哉までもがこっちの世界にやってきそうで、堂々とライバル宣言したナイジェルもあわせて尚、カイト争奪戦は混迷を極めそうです。
次巻はいつ発売ですか！
あと肺病ー結核ね…本当に結核なのかな。

この巻から挿絵イラストが彩さんに変わりました。11巻までの雪舟さんとは対照的に濃い塗りの情念を感じる絵柄ですが、私はこの時代にとても合っている気がしますし、何より美しいので大好きです。ちょっと耽美っぽくはありますが。
口絵のカラーは両面（表：ビセンテ、裏：カイトとナイジェル）、見開きの登場人物紹介、本文イラストは8枚と結構なサービス具合です。本文イラストは「不敵な三人」が格好よくて好き。でもビセンテとカイトのキスシーンも切なくも美しい！（ハァハァ）

限定版は、カバーにも（限定版）と書かれていて、小冊子がついています。
こちらは＜再会＞というナイジェルがカイトと再会するまでの心情を綴ったショートストーリー。彩さんの手からなる表紙のナイジェルがアンニュイでえらい色っぽいです。
しかしカイトを想うあまり、頬擦りするとヒゲがあたって痛くないだろうかと剃り残しを気にしたり、カイトを暗殺しようとしたウォルシンガム（真相はラウル・デ・トレド）に尿管結石になれよと怨念を送ったり、ちょっとおもしろいことになっています。

＜あらすじ＞
ラウル・デ・トレドの手引きによってパストラーナを脱出したカイトは、ジェフリー、ナイジェル、キットと再会する。
だが再会を喜び合う暇もなく、旅商人にまぎれてのイングランドへの逃亡行が始まった。
一方、カイトがラウルの手引きによってイングランド人に奪われたことを知ったビセンテは、アロンソ・デ・レイバを味方に追撃を開始する。
カイトを失って、改めて自分の中でいかにカイトの存在が大きなものになっていたか思い知らされるビセンテ。
例えカイトがジェフリーを愛していようと、彼に憎まれようと、この手に取り戻すことを誓う。
馬車で足の遅いカイト達は、ロンスヴォーの手前でついにビセンテに追いつかれる。
ジェフリーを生きて逃がすため、カイトは自らビセンテの元へ戻る。ジェフリーへ愛の言葉を置いて･･･

「今の今まで言えなかったけど、誰よりも愛してる。俺のすべてはあなたのものだ。」

カイトを再び手にしたビセンテは、彼の命乞いを聞き入れずイングランド人たちを始末するよう部下に命令する。しかしその時、カイトが喀血−彼が肺病に冒されていること知ったビセンテは、苦悩のすえに謝罪の言葉と、キスと、そして意外な言葉をカイトに告げるのだった。