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ぼくらの七日間戦争 の商品レビュー

4.2

44件のお客様レビュー

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2021/02/07

 かつて実写映画版で観たことがあるようなないような...記憶が定かでないのと、縁あって借りることができたので読んでみた。 先公、ポリ公という言葉が懐かしかった 教師と生徒の主従関係も読みながら、かつて学生時代を思い出した  一致団結して大人をやっつける場面は読んでいて面白くてスッ...

 かつて実写映画版で観たことがあるようなないような...記憶が定かでないのと、縁あって借りることができたので読んでみた。 先公、ポリ公という言葉が懐かしかった 教師と生徒の主従関係も読みながら、かつて学生時代を思い出した  一致団結して大人をやっつける場面は読んでいて面白くてスッキリした。

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2020/12/24

大人へのストレスとか変える!っていうところが良かった。あとは男子も女子もいてどっちも楽しめるってところ。

Posted byブクログ

2021/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

考えられた悪戯、面白い発想にワクワクして読んでいたのを覚えてる この危機をどう乗り越えるんだろう、どんな結末になるんだろう、毎回そう考えながら読んでいた文庫本

Posted byブクログ

2020/07/30

とても面白い作品です。僕は、これを読書感想文をきっかけに知ったのですが、あまりの面白さに『僕ら』のシリーズを全部買ってしまいました。それくらい面白い作品です。あと、当時の僕はこれを4年生の時に読んだので、あまり内容が難しい作品ではありません。僕は、特に花火を打ち上げるシーンが好き...

とても面白い作品です。僕は、これを読書感想文をきっかけに知ったのですが、あまりの面白さに『僕ら』のシリーズを全部買ってしまいました。それくらい面白い作品です。あと、当時の僕はこれを4年生の時に読んだので、あまり内容が難しい作品ではありません。僕は、特に花火を打ち上げるシーンが好きです。

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2020/07/22

面白い。娘も楽しんでいた。でも、内容が古くなっていて、表現もドッキリするところがあり、リライトが必要かも。主人公たちにいまいち共感しきれなかったのは自分が大人だから?

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2020/07/19

宮沢りえ主演の映画を30年前くらいに見て、以降初めてこちらの本を読んだわけですが、映画と全然内容が違いました。 しかし、原作が書かれた年代のせいなのか、反乱を起こした子供たちが親の全共闘時代の暴れぶりを真似ているんだとか、子供向けの本でそんなこと書くの?とちょっと面食らいました。...

宮沢りえ主演の映画を30年前くらいに見て、以降初めてこちらの本を読んだわけですが、映画と全然内容が違いました。 しかし、原作が書かれた年代のせいなのか、反乱を起こした子供たちが親の全共闘時代の暴れぶりを真似ているんだとか、子供向けの本でそんなこと書くの?とちょっと面食らいました。 お話の方も、子供たちが大人たちをコテンパンにやっつけた7日間戦争の後、家に帰り普通の暮らしに戻ってしまったので読み終わったあとに何にも心に残りませんでした。

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2020/05/26

新型コロナの影響で図書館が休みになり、読む本がなくて小4息子のはまっている本を借りて読んでみた。昔話題になって映画化もされたし、最近の小学生の好きな本ランキングでも2年連続でベスト10に入っていた。 読み終えてみると、おとなへの反抗心が芽生える中1生の男の子たちが集団で古い工場に...

新型コロナの影響で図書館が休みになり、読む本がなくて小4息子のはまっている本を借りて読んでみた。昔話題になって映画化もされたし、最近の小学生の好きな本ランキングでも2年連続でベスト10に入っていた。 読み終えてみると、おとなへの反抗心が芽生える中1生の男の子たちが集団で古い工場に立てこもり、なんとか事態を大きくせずにやめさせたい大人たちと全面対決してやっつけるという冒険の一週間を描いたものだった。 おとなになってしまった自分が読むと、こんなにうまいこといくかなあとちょっとひねくれた見方をしてしまうけれど、息子が大はまりしてしまうところをみると、いろんな仕掛けで大人をぎゃふんといわせるところがおもしろいんだろうなあと思う。迷路を作って先生たちをひどい目にあわせたり、大人の悪事をばらしたり、裏をかいてあっけにとられる大人を見て大笑いしたり、そんなことを仲間と考え実行するのが楽しいんだろうなあ。こんなに熱くなってみんなでひとつのことをなしとげるなんて、最近少ないもんね。 もし自分の息子がこの中にいたら、それこそ自分があわわ…となりそうだけど。

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2020/03/29

今から30年以上前に書かれた本だから、時代が違う。だから暴力教師も政治家と裏で繋がる校長も、今はいない(と思う)。 けれども、子供たちが大人への反発とか自分たちの存在意義とか自由とかを求めて行動する姿を、今の子供たちにも読んでほしいな〜と思った。

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2020/01/16

何故か今の今まで読んでなかったのです。映画も見ていません。 1985年に刊行されたこの作品。様々な形で出続けており、今でも新刊書店で手に入り、今の子どもたちにも支持されています。それは何故だろう。 読み始めてみると大人と子どもの対立構造が、当然の前提として書かれているのですね。...

何故か今の今まで読んでなかったのです。映画も見ていません。 1985年に刊行されたこの作品。様々な形で出続けており、今でも新刊書店で手に入り、今の子どもたちにも支持されています。それは何故だろう。 読み始めてみると大人と子どもの対立構造が、当然の前提として書かれているのですね。これは実に80年代的だなと思ったのです。 校内暴力や家庭内暴力などなどがセンセーショナルにマスコミに取り上げられ、学園ものが盛況していた時代です。大人と子どもは対立しているものというのが、社会通念としてあったのでしょう。 だから中学1年生の主人公たちが大人に対立して、廃工場を解放区とし立てこもるのは当然のことなのです。そこに具体的な親子のエピソードがなくとも、そうなるべき展開なのです。 そこに当時同年代だった僕はシンパシーを感じられなかったのです。だから小説も読まず、映画も見ず、その頃とは考え方の変わった今も何となく遠巻きに見ていたのです。 では現代の子どもらは、この作品をどのように受け止めているのでしょうか。何の説明もない大人と子どもの対立をスンナリと受け容れているのでしょか。他人に迷惑をかけないことを第一とするような世代に、「ぼくら」の行動は何故受け容れられているのでしょうか。 もしかすると具体的なエピソードがないからこそ、大人に対するモヤモヤした気持ちをそこに投影できるのでしょうか。そのモヤモヤした気持ちは「思春期」と呼ばれるものかも知れません。 子どもから大人に変わりつつある年代に襲い来る、自分で自分をコントロールできない気持ち。それを「ぼくら」が代弁し行動してくれている、そう受け取ることができるのです。 物語後半ではわかりやすい「悪い大人」が登場し、それを「ぼくら」子どもたちが叩きのめします。そこは時代を問わない壮快感があります。 そしてラストシーンの圧倒的な解放感。そこには解決も答えも何もありません。そういうカタルシスは前段階で提示し、ラストにあるのはただ解放感のみ。 何てすごい物語なのだと打ちのめされました。時代を超え読み継がれる物語の力に恐れ入ったのです。

Posted byブクログ

2019/12/08

ぼくらの七日間戦争(角川つばさ文庫) 著作者:宗田理 角川グループパブリッシング タイムライン https://booklog.jp/item/1/4046310030

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