ピカソ の商品レビュー
ピカソの生涯とともに作品を年代別に辿ることができる。作品が名画と呼ばれる理由や作風など、基本的な所から解説しており初心者向け。
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【里帰中読書】 昨年バルセロナのピカソ美術館及びマドリッドのソフィア芸術センターをみて、ピカソが好きな画家の一人になりました。 とても読みやすいです。
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ピカソについての認識が、「よく分からない抽象的な絵を描くスゴいって言われてる画家」から「現実世界の事象の新しい表現の仕方を模索し、生み出した天才画家」くらいに変わった。 ピカソの人間らしさ、どういう背景、経験があってキュビスムなどの表現方法に到達したのかザックリと分かった。 彼の...
ピカソについての認識が、「よく分からない抽象的な絵を描くスゴいって言われてる画家」から「現実世界の事象の新しい表現の仕方を模索し、生み出した天才画家」くらいに変わった。 ピカソの人間らしさ、どういう背景、経験があってキュビスムなどの表現方法に到達したのかザックリと分かった。 彼の絵を理解できるレベルには程遠いけれど、より深く関わる取っ掛かりは掴めたと思う。 欲を言えば、厚くなってもいいので、もっと一つ一つの絵について細かく解説してほしかった。
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現代絵画の巨匠、ピカソの生涯と作品の遍歴を語った良書。文庫サイズなのもうれしい。 様々な表現方法を模索し実践したピカソが、生涯受けたインスピレーションの系譜を関わった人々や出来事などを基軸に時系列にまとめてあります。ピカソのみならず、当時の芸術、文学、歴史など幅広く興味を広げてく...
現代絵画の巨匠、ピカソの生涯と作品の遍歴を語った良書。文庫サイズなのもうれしい。 様々な表現方法を模索し実践したピカソが、生涯受けたインスピレーションの系譜を関わった人々や出来事などを基軸に時系列にまとめてあります。ピカソのみならず、当時の芸術、文学、歴史など幅広く興味を広げてくれる、知的好奇心の源泉となる一冊です。
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ピカソは画家にならなければ、ピカドールになりたかったと語っていた。ピカソにとって生と死がせめぎあう闘牛は彼に強い印象を与えた。同時に最も死の恐怖と隣り合わせにある、あるいは死の決定権をもつマタドールにはなりたくないと思ったに違いない。それこそが枯れの本質なのだ。 ピカソは戦争の世...
ピカソは画家にならなければ、ピカドールになりたかったと語っていた。ピカソにとって生と死がせめぎあう闘牛は彼に強い印象を与えた。同時に最も死の恐怖と隣り合わせにある、あるいは死の決定権をもつマタドールにはなりたくないと思ったに違いない。それこそが枯れの本質なのだ。 ピカソは戦争の世紀と呼ばれる時代にあって、いかなる戦いにも加わっていない。 それが運命だと言えばそれまでだが、、とにかく戦争の現場からはつねに距離をおいていた。 ピカソは子供の頃から闘牛に親しんできた。
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