WBCの内幕 の商品レビュー
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まり、日本代表は順調(?)に第2ラウンド進出を決めた。テレビのニュースで見る限り、日本戦に限ってはかなりの観客が入っているように見えるし、マスメディアの取り上げ方も大きく、盛り上がりを見せているように見える。これも前回大会の優...
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まり、日本代表は順調(?)に第2ラウンド進出を決めた。テレビのニュースで見る限り、日本戦に限ってはかなりの観客が入っているように見えるし、マスメディアの取り上げ方も大きく、盛り上がりを見せているように見える。これも前回大会の優勝があってこそだろう。 本書はその第1回のWBCを裏方として支えたコータ氏が著したものである。タイトルにあるようにWBCの内幕はもちろん、長年日米の球界に携わってきた氏でこそのエピソードが数多く紹介されている。WBCについては、普段あまり紹介されない、裏事情というかビジネス側の話が興味深い。ただ、WBCに関していえば、表側というか選手に関わる話は少ない。 選手についてのエピソードは、氏がエージェントや通訳などを務めていた際の話がいろいろと出てくる。伊良部、野茂、KKなど豪華な名前が並ぶ。その他、エージェントの仕事についてやメジャー・リーグのエピソードなど話題が豊富で飽きさせない。それが全て氏の経験談だというのだから、一体どれだけパワフルな人なのだろうと思っていたら、終章でさらに驚かされた。
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WBCの裏側を伝えるというよりはコータさんの経歴、そして日米の間で野球をビジネスとしていく過程を描いています。野球界の様々な球団で色々な業務をこなすお話は非常に参考になります。
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