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会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ の商品レビュー

3.8

80件のお客様レビュー

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2017/05/27

結果の事だけを考えてしまえば、そのことばかりが気に掛かり、自分の中に入ってくる知識や情報の量や質は、大きく変わってくるのではないかと思います。意識の向け方が興味の扉を開き、それが知識や知恵が蓄積するスピードを早めるのではないかと思います。39から40ページ 年間を通じて1航海あ...

結果の事だけを考えてしまえば、そのことばかりが気に掛かり、自分の中に入ってくる知識や情報の量や質は、大きく変わってくるのではないかと思います。意識の向け方が興味の扉を開き、それが知識や知恵が蓄積するスピードを早めるのではないかと思います。39から40ページ 年間を通じて1航海あたり約40日売り上げは約10,00万 一回の操業機会を失うと人件費や燃料代なので50から2,00万が損失21p 「身が焼ける」マグロは泳ぎ続けるために筋肉が発達しているマグロを釣り上げると筋肉を使って暴れ続け体内の温度が50度を超え身が焼けて白くなってしまう48p 何がいけないのかと言う理由を示して叱ることで、ミスに対する応用力が養われるのではないかと考えています。168ページ 口調は怒っているのですが、お前をさばくのがうまい、お前が欠けると戦略が劣ってしまう、お前はこの船でとても役立つ人間だという3つの点を伝えている…相手の能力や存在を尊重するような表現が入っていると叱られることに愛情を感じるのでしょう。170から171ページ

Posted byブクログ

2017/03/15

毎日、同じ業界の中にいて、 毎日、同じ職場で、同じような仕事ばかりしていると、 なんとなくマンネリになります。 たまには、違う業界の中に入ってみたり、 違う会社に行って話を聞いたりすると、 新しい気づきを得られるものです。 本日ご紹介する本は、 我々の業界とは違う漁師の世界...

毎日、同じ業界の中にいて、 毎日、同じ職場で、同じような仕事ばかりしていると、 なんとなくマンネリになります。 たまには、違う業界の中に入ってみたり、 違う会社に行って話を聞いたりすると、 新しい気づきを得られるものです。 本日ご紹介する本は、 我々の業界とは違う漁師の世界のことから、 仕事や人生において、深い気づきが得られる1冊 ポイントは 「自然」 我々のようなホワイトカラーの仕事をしていると 自然とはあまり関係がないように思います。 しかし、生き物である限り、自然界に生きていて、 生きていく上での教訓や、人とのつきあい方には 共通したものがあるものです。 「一番大事なこと」 マグロ漁は遠洋漁業なので、 出航したら40日は港に戻らないそうです。 1日ロスすると数十万円のロスになります。 そんな中、マグロ漁で一番大事なことは、決めることだそうです。 レーダーがあるにせよ、実際はどこにマグロがいるかはわからないもの。 でもどこかに決めないといつまでも海をウロウロすることになります。 我々の仕事も顧客に聞くことはできても、実際は何が売れるかわからないもの。 何かに決めてやってみないと、いつまでもウロウロすることになります。 「頭の中が海」 海は自然に任せた結果、 たくさんのいろいろな生物が生息しています。 それに対して、養殖場は育てたい魚が決まっていて その魚を育てるための理想的な環境を用意して育てています。 人間の頭の中も同じ。 何も考えず自然に任せていると、頭の中が「海」のように いるもの、いらないもの、がごちゃごちゃした状態になります。 そして、ほとんどの人の人生は、 現在地も、どこに向かっているかもわからず、 ごちゃごちゃした海の上を漂っているだけ。 将来どんな風になりたいか? という理想を持って、そこに向かうことが重要です。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一番大事なことは「決める」こと。どこにマグロがいるかわからん。でも決めないといつまでも海をウロウロすることになる 結果に気を取られるともったいない。結果にばかりこだわると、途中にあるおもしろいものや、役に立つものを見過ごす できることはすべてやった。その後のマグロが捕れるかどうかは海が決めること。 努力することに、見返りを求めんほうがいい。 将来どんな風になりたいか?ちゅう理想を持っとかんと、頭の中は自然に任せた「海」のようになる まだ針に錆びた部分が見えるじゃねーか。それじゃと船が沈むんど。 小さなさなミスが大きな事故につながる。これは間違いねえ。 人のアドバイスに期待しすぎるから、的が外れたアドバイスに腹がたつんど。 アドバイスはこっちの立場に立って考えてくれないところに意味があるんど。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 海の男はストレス知らず 第2章 海と向きあえば自分がわかる 第3章 海の男は仕事を楽しく変える 第4章 マグロを釣るために必要な考え方、ものの見方 第5章 基本に忠実であれ! 時に大胆かつ賢くふるまえ! 第6章 マグロ船で学んだ 人を活かすコミュニケーション術 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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2015/10/03

「マグロ船」というと、借金を返せなくなって無理やり乗せられるとか、勉強が嫌いで進学しないで乗るといった後ろ向きなイメージがあり、ある意味、意識していて興味もあったので、書店でこの本を見かけたときに、妙に惹かれた。 大学を出て、漁獲した魚の鮮度保持剤を開発していた著者が、ひょんなこ...

「マグロ船」というと、借金を返せなくなって無理やり乗せられるとか、勉強が嫌いで進学しないで乗るといった後ろ向きなイメージがあり、ある意味、意識していて興味もあったので、書店でこの本を見かけたときに、妙に惹かれた。 大学を出て、漁獲した魚の鮮度保持剤を開発していた著者が、ひょんなことから上司の指示でマグロ船に乗せられ、そこでの経験や漁師との会話から、著者の現職である会議コンサルタントとしての視点で、会社人生に還元したアドバイスが書かれている。個々のアドバイスの内容は、言われてみれば当然というものだが、漁師の言葉と結び付けて書かれていて、俄然リアリティが出ている。また、漁師の話す内容が含蓄がある。本当にそのような会話があったのか、著者が少し盛っているのではないかとも思うが、マグロ船での生活や漁師のことを知らない身にはリアルに感じられ、自己啓発本っぽさが抜けている。また、マグロ船の仕事そのものも、中々興味深い。 あとがきで書かれている、このマグロ船や漁師の「その後」がちょっと意外で驚かされた。

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2015/07/09

読みやすさ  :★★★★★(とても読みやすい) 分かりやすさ :★★★★★(とても分かりやすい) 内容の充実度 :★★★★☆(満足) 全体のまとまり:★★★★☆(よくまとまっている) 費用対効果  :★★★★☆(買って読む価値がある) 読後感    :★★★★☆(モチベーションが...

読みやすさ  :★★★★★(とても読みやすい) 分かりやすさ :★★★★★(とても分かりやすい) 内容の充実度 :★★★★☆(満足) 全体のまとまり:★★★★☆(よくまとまっている) 費用対効果  :★★★★☆(買って読む価値がある) 読後感    :★★★★☆(モチベーションがあがる)

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2015/03/18

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ 決めた回数を多くすれば、漁ができる回数も増やせる。幸せのハードルを上げ過ぎるとかえって不幸になる。 うまくいかないときでも感情をコントロールするように努め、前向きに捉える、割り切ることが大切。自分の期待する結果が得られるはずだと考え...

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ 決めた回数を多くすれば、漁ができる回数も増やせる。幸せのハードルを上げ過ぎるとかえって不幸になる。 うまくいかないときでも感情をコントロールするように努め、前向きに捉える、割り切ることが大切。自分の期待する結果が得られるはずだと考えるのはストレス要因なだけ。 能力があるかどうかは後付け。他人が見出してくれるもの。他人がどうか気にして誰からも批判されないような無難な行動をするという考え方は自分自身を疲れさせる。自分の悪いことばかり見る人は人に対しても同じ。言い訳に力を使うなら自分を変えたほうが良い。正しく物事を見ようと努めないと、チャンスを見逃す。目標と現在地を常に把握し、そのうえで最短ルートを探し出すことが大事。コンピューターみたいな回答ではなく、連想ゲームのように回答する。あなたのおかげで助かっている。未熟は個別に、良い点はみんなの前で褒める。人からのアドバイスは大抵的外れだが、たまに大事なことを教えてくれる。

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2015/02/09

鮮度保持剤の開発のため上司の命令でマグロ船に乗船することになった著書の、マグロ船で学んだ人生哲学いろいろ。 イラストに引かれて、たまたま手に取った「マグロ船で学んだ人生哲学」が面白かったので、本書も読んでみました。 重複していることがたくさんありましたが、本書の方が著者の知識と...

鮮度保持剤の開発のため上司の命令でマグロ船に乗船することになった著書の、マグロ船で学んだ人生哲学いろいろ。 イラストに引かれて、たまたま手に取った「マグロ船で学んだ人生哲学」が面白かったので、本書も読んでみました。 重複していることがたくさんありましたが、本書の方が著者の知識として持っていたことを織り交ぜた考察と説明が入っていて納得度が高かった。 スーパーマン的な人あるいは運のいい人が書いている自己啓発本ではなく、まだ新人の当時まだ頼りなげな著者が足掻きながら体得したことが紹介されていて、身近に感じとっつきやすかった。 何の抵抗や疑問もなく、スッと入ってくる内容なのは、もちろんマグロ船の漁師さんたちの知恵や考え方が素晴らしいということと、著者がそれらを会得する姿勢や眼力を持っていたということ。 なので読み終えた後、自身向けの啓発本としてだけでなく、著者にも漁師さんたちにもエールを送りたい気持ちになりました。 何度か読み返したい本かな

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2014/11/24

斎藤正明著「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」マイコミ新書(2009) *新しいことを始めようとしたら絶対に失敗は避けられん。失敗がないというのは長い目見たときには一番の失敗になる。 *少しいやらしい考え方かもしれませんが、私たちの時間には限りがあります。すべての人と...

斎藤正明著「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」マイコミ新書(2009) *新しいことを始めようとしたら絶対に失敗は避けられん。失敗がないというのは長い目見たときには一番の失敗になる。 *少しいやらしい考え方かもしれませんが、私たちの時間には限りがあります。すべての人と均等に付き合うことはできません。ですから自分におっってメリットのある人とは多くの時間を割くべきだと思いますし、そうでない人に時間を多く使っては、人生が勿体無いと思うのです。 *マグロ船のベテランは若手を褒めますが、面白いのは上から目線で褒めないこと。たとえば「お前もマグロの処理が上達したな」というような言い方をするのではなく「お前の処理作業が上達しとるおかげで、今まで以上にマグロが高くうれるようになるからなあ」とあなたのおかげで助かっているといった表現を使っています。このような表現をベテランが使うことで若手は船の中に自分の居場所があるように感じることができるのです。 *短所や未熟な部分は個別に教え、良い面は全員に伝える。これが気持ち良く仕事をする環境作りの秘訣で、そのおかげで各人がこの船のために頑張ろうと思えるのではないのでしょうか?マグロ船の場合、短所を直そうという発想があまりなく、短所も含めてその人というのは、それまで私にはない考え方でとても参考になりました。

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2014/08/03

ちょっとわざとらしくマグロ船と、人生を結びつけていて、 嘘だと思いたくなる場面も多いが、 目をつむって概ねいい話だった。 特に「苦難にあってもその途中で起きる事柄を楽しまなければ 損だ」という話は、ずっと心に残っている。

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2014/05/12

平凡な理系事務サラリーマンだった著者がマグロ船に乗せられる。この前フリでワクワクするようなアドベンチャーを期待したが、中身は心理学の教科書。意表を突かれた。 著者はマグロ船の小さな空間で40日間を過ごす漁師たちのコミュニケーションを参考に、ストレスの溜まらない生き方を説く。世渡...

平凡な理系事務サラリーマンだった著者がマグロ船に乗せられる。この前フリでワクワクするようなアドベンチャーを期待したが、中身は心理学の教科書。意表を突かれた。 著者はマグロ船の小さな空間で40日間を過ごす漁師たちのコミュニケーションを参考に、ストレスの溜まらない生き方を説く。世渡り術として、いいことを書いているし、参考になる。気候の挨拶に対して、バカ正直に返答していては、「あなたと会話をしたくない」を受け取られてしまう、なんて指摘はその通りだ。自分も気をつけようと思う。 ・・・それはそうなんだけど、マグロ船での漁師たちと著者の会話がどうしてもウソくさい。漁に何の役にも立たない著者を乗船させるのは、漁師からすればストレスだし、迷惑な存在だろう。著者は飯を食って、船酔いで吐くばかりの毎日だったらしい。著者と漁師の間に一触即発の空気が流れそうだけど、本書では極めて良好な関係のままマグロ船漁を終えている。 まるで「人間関係セミナーinマグロ船」だ。

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2012/11/17

タイトルが紛らわしいが、要は「会社員のマグロ漁船体験記」。マグロ漁船に乗って漁師と色々話をして、こんなことを思いました・気付きましたという本。時系列に沿って筆者が経験したこと、思ったことや感じたことが書かれているが、そこから発展がないため、単なる経験談にとどまっている。サラリーマ...

タイトルが紛らわしいが、要は「会社員のマグロ漁船体験記」。マグロ漁船に乗って漁師と色々話をして、こんなことを思いました・気付きましたという本。時系列に沿って筆者が経験したこと、思ったことや感じたことが書かれているが、そこから発展がないため、単なる経験談にとどまっている。サラリーマンがマグロ漁船に乗ったらどんなことを感じるのかは分かるかもしれないが、身に迫ってこない。本書を読んで筆者の気付きが身に染みるのは、既に哲学を身につけている人か、同じ経験をした人に限られると思う。折角珍しい経験をしたのだから、もっと教養を絡めて文章を練って、後世まで読み継がれるような本を目指せばよかったのに。

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