板尾日記(4) の商品レビュー
―――日記には本当の自分が見える仕組みがある――― 赤子を愛で、嫁と時々喧嘩して仲直りして、大宮エリーと公私ともに仲良く、精力的に役者業を営む、2008年の板尾さん。 マンモスのこどものくだりや、井之頭公園に行けるようになった板尾家の絆や、ピッピという表す言葉のない存在。20...
―――日記には本当の自分が見える仕組みがある――― 赤子を愛で、嫁と時々喧嘩して仲直りして、大宮エリーと公私ともに仲良く、精力的に役者業を営む、2008年の板尾さん。 マンモスのこどものくだりや、井之頭公園に行けるようになった板尾家の絆や、ピッピという表す言葉のない存在。2008年全部が愛おしかった。 事実は小説よりなんとかなんて知らない。 板尾が日記を書き続けるかぎり、読むだけだ。
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『板尾日記 3』に続いて予約していた、『板尾日記 4』がきたので読む。 これは2008年の板尾の日記。 板尾は45歳の誕生日をむかえ、2007年の9月にうまれた子ども・ピッピは1歳の誕生日をむかえた年。 仕事の話、日々の話のあちらこちらに、ピッピの話が出てくる。 年末に、ピ...
『板尾日記 3』に続いて予約していた、『板尾日記 4』がきたので読む。 これは2008年の板尾の日記。 板尾は45歳の誕生日をむかえ、2007年の9月にうまれた子ども・ピッピは1歳の誕生日をむかえた年。 仕事の話、日々の話のあちらこちらに、ピッピの話が出てくる。 年末に、ピッピが風邪をひき、翌日には板尾もそれがうつったのか吐いて発熱。その次の日にはピッピは回復して元気になったが、板尾はまだ頭痛がひどく一日寝たり起きたりだった。その日、板尾はこう書いている。 ▼ピッピは俺に移して治ったと思えば、熱が出るぐらいなんてことはないなと思う。(p.186) 大宮エリーの仕事のことを板尾がずいぶん肩入れしていることがわかり、大宮エリーといえば何か本があったよな~と、こんどはそれを読んでみようかと思う(『週刊文春』で連載してた「生きるコント」というのが本になってるらしい→『生きるコント』、『生きるコント 2』)。 やはり巻末の広告には「人の日記を読んだりするのは最低やと思います。」と書いてある。4冊も売りだして、プロモーションもしとるくせに~
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明日からカルシウムを意識して生きていかなければならないと思うと少し気が重い。俺は好き嫌いが全くないので、絶対に俺に責任があるはずがない。カルシウムのことが腹立たしい。 (P.40)
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2009/7/11 板尾日記も4年目。 板尾が幸せそうで何より。 大宮エリーの作品をもっと見ようと思った。
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娘さんをピッピと呼んでいるのが可愛い。 6月24日の日記が印象的でした。 「ルミネ新喜劇1じ3じ、4じ6じ、7じ9じの3回公演。毎公演共に満員で、劇場は笑顔で満ち溢れ、皆幸せそうだ。でも今、楽屋のテレビで、一家4人を祖父が殺害したニュースが流れている。最近は一人の人間が沢山の人間...
娘さんをピッピと呼んでいるのが可愛い。 6月24日の日記が印象的でした。 「ルミネ新喜劇1じ3じ、4じ6じ、7じ9じの3回公演。毎公演共に満員で、劇場は笑顔で満ち溢れ、皆幸せそうだ。でも今、楽屋のテレビで、一家4人を祖父が殺害したニュースが流れている。最近は一人の人間が沢山の人間を殺す。まるで一瞬何かに取り憑かれたようだ。もっともっと沢山の人を笑顔にせなアカンなと思うようになった。今、人間は不安なんだと思う。だから大切な家族を殺すし、子供を作ろうとしない気がしてならない。一人でも多く笑わさなアカンな、早く。」
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2009年2月27日読了。 年に一度のお楽しみ。 以前紹介された読者のコメントに「板尾さんの家の子になりたい」というのがあったが、その言葉に共感する。
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