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「ここ一番」に強くなれ! の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2010/04/19

例の「ドラゴン桜」の著者である。 こういう「厳しい」本が欲しかった(笑) まさにマゾにはうってつけの本だ。 本書から三田氏のリアリストぶりがうかがえる一冊。 リアリストゆえに奇策に走らず終止王道を説いているが、 そこに新鮮な風を感じるのがなかなか不思議。 人間が本番に弱い理由...

例の「ドラゴン桜」の著者である。 こういう「厳しい」本が欲しかった(笑) まさにマゾにはうってつけの本だ。 本書から三田氏のリアリストぶりがうかがえる一冊。 リアリストゆえに奇策に走らず終止王道を説いているが、 そこに新鮮な風を感じるのがなかなか不思議。 人間が本番に弱い理由を 「普通」がこなせていないことに言及する。 先日友人と話をする機会があったのだが、 彼はセミナーで「ビジネスマンのマナーとしてレスは1時間以内!」 といったことを説いている。 どんな職種、立場であれマナーと呼ばれる王道は存在する。 そこには「気持がいい」では表現しきれぬものを秘めているからこそ重要である。 信用・印象・評価・等等・・・。 「普通」というものに対するパラダイムシフトが本書の肝でもある。 一切の甘えを切り捨ててはいるが、根性論に走らぬそのバランス。 彼曰く、勝負強さに運もメンタルも関係ないそうだ。 基礎も出来ぬうちにかっこの良い応用ばかりを求めると それこそ運やメンタルが必要以上になってしまう。 それを戒める一冊である。

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2010/02/18

▼100文字感想▼ 著者の三田紀房氏は漫画家になる前、大手百 貨店に勤務経験があるということで、言ってるこ とは、相当ビジネスの本質をついていると思う。 成功本を読んでも成功しない理由に妙に納得。 人よりも仕事で勝負強くなりたいあなたへ! ----------------...

▼100文字感想▼ 著者の三田紀房氏は漫画家になる前、大手百 貨店に勤務経験があるということで、言ってるこ とは、相当ビジネスの本質をついていると思う。 成功本を読んでも成功しない理由に妙に納得。 人よりも仕事で勝負強くなりたいあなたへ! ------------------------------------------------------ ▼3つの共感ポイント▼  ■(甲子園で感じる)魔物でも女神でもない「なにか」  の存在、それは観客だ(P69) ■甲子園の優勝チームは、ほんとうに「チームワー  ク」で優勝しているのかというと、そんなことはな  い。・・・ほんとうに力を発揮しようと思うなら「み  んなのため」ではなく、徹底して「自分のために」  やるべきなのだ(P125) ■地球温暖化を訴えることによって、人々の恐怖  をあおることによって、それを商売にして確実に  儲けている連中がいる(P183)

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2009/10/04

● 常識的に考えて、きちんと結果を出したヤツは「結果よりも努力を評価してくれ」なんてことは言わない。ただ結果に見合った正当な評価を求めるだけである。自分がどんなに努力したかなんて、自分が知っていればそれで構わない。 ● これは断言しても構わないが、遅刻するヤツは絶対に大成しない...

● 常識的に考えて、きちんと結果を出したヤツは「結果よりも努力を評価してくれ」なんてことは言わない。ただ結果に見合った正当な評価を求めるだけである。自分がどんなに努力したかなんて、自分が知っていればそれで構わない。 ● これは断言しても構わないが、遅刻するヤツは絶対に大成しない。時間さえまともにコントロールできない人間に、その他のこと(たとえば仕事やお金)をコントロールする能力があるはずもない。 ● 少年野球をやっている子どもたちは、メジャーで活躍するイチロー選手や松坂投手を見て、自分も頑張ろうと奮起する。自分もあの舞台に立ちたいと純粋な憧れを抱く。決して草野球のオッサンを見て「これなら野球なんかやらないほうがいい」とは思わない。直属の上司を自分の将来と重ね合わせるのは、草野球のオッサンに自分の将来を見る野球少年と同じなのだ。 ● 成功の反義語は「挑戦しないこと」だ。最初の一歩を踏み出さないことだ。

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2009/10/07

ドラゴン桜流ビジネス突破塾であるこの本。 すごく分かりやすくて、 あっという間に読み終わっちゃいました。 本番がうまくいかないのは、基礎ができていないから。 確かにそうですね、基礎の積み重ねがファインプレーとか、 相手を魅了するプレーが生まれるわけで、 いきなり応...

ドラゴン桜流ビジネス突破塾であるこの本。 すごく分かりやすくて、 あっという間に読み終わっちゃいました。 本番がうまくいかないのは、基礎ができていないから。 確かにそうですね、基礎の積み重ねがファインプレーとか、 相手を魅了するプレーが生まれるわけで、 いきなり応用から入っても怪我したりとかうまくいかない。 失敗する理由は本番力の欠如であり、 また目の前に迫ってくる問題は解決可能なモノばかりである。 そう考えてくると、不可能だと思ってたことも できそうな気がしてきます。

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2009/10/07

〜全ての逆境はやればできることの連続だ!〜 ■概要 「ドラゴン桜」の著者三田紀房さんの本。 「ドラゴン桜」で、ある意味新しい見方や視点を提供した著者らしく、彼なりの視点で、仕事の「本質」をシンプルで明快に論じています。 この人の面白さは、そういえばそうだよね、という点につい...

〜全ての逆境はやればできることの連続だ!〜 ■概要 「ドラゴン桜」の著者三田紀房さんの本。 「ドラゴン桜」で、ある意味新しい見方や視点を提供した著者らしく、彼なりの視点で、仕事の「本質」をシンプルで明快に論じています。 この人の面白さは、そういえばそうだよね、という点について、明快に言い切ってしまうところと、その表現の仕方がうまい、ということだと思います。シンプルで明快。 また、事象を切り取る視点が独特でそこに面白さがありますね。 こういった視点や表現は、講師として参考になりますね。 (字も大きく、すぐ読めるので読んでみて下さい) ■仕事に役立つ点 特に新人研修の際には、仕事に対する意識や視点を提供する上で、参考になる表現は多いですね。 曰く、  −本番で結果を出せないのは「普通」が出来ていないから  −仕事は簡単。簡単なことを難しくやろうとして失敗する  −ここ一番の場面こそ仕事の原理原則に立ち返る  −なぜなら全ての逆境はやればできることの連続だからだ 仕事という長期の戦いの中では、当たり前のことをバカにせずちゃんとやり続けることが大事なんだと思います。(はっせー) 読みました。意図して使っているのだと思いますが、刺激的なフレーズ、主張が繰り出されていて 読み手の興味を引く文章の書き方として参考になりました。 (「こういうバカは〜」とか、「屁の役にも立たない」とか) 印象に残ったことを以下に。  -勉強本を読んで満足するな!仕事は勉強して本番の試験に臨む、という性質のものではない  -プロセスに酔うな  -仕事は毎日が本番で、あるのはホーム戦(社内)かアウェー戦(社外)かの違いである  -ホームでできない奴(社内の人間に信頼されていないとか)はアウェーでも絶対「できない」  -好かれようとするのではなく、「嫌われない」こと。嫌われないためには、自分の嫌いな人を嫌いな理由を探してみる 刺さりました。(さわ)

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2009/10/07

相変わらず毒舌論調だけど、ストレートに表現されているので、結構こんな本も好きだったりする。 ■実力とは「発揮されたもの」のみをカウントするべきで、「発揮されていないもの」はすなわちゼロとして数えなければならない ■大切なのは自己ベストじゃない。相対的な「てっぺん」に立つこと...

相変わらず毒舌論調だけど、ストレートに表現されているので、結構こんな本も好きだったりする。 ■実力とは「発揮されたもの」のみをカウントするべきで、「発揮されていないもの」はすなわちゼロとして数えなければならない ■大切なのは自己ベストじゃない。相対的な「てっぺん」に立つことだ ■営業やサービス業 勘と経験と根性の「3K」 ■どんなチームでも、まず最初に考えるのは「ホーム戦での確実な勝利」だ。ホームで負けてるようでは、アウェイの勝利なんてあり得ない ■上司を選ぶ基準は、彼の「外」にある。彼らの持っている人脈を、自分のものにしていくために、彼らを利用するのだ ■問題は敵を見誤らないことだ。利用価値のある相手は誰なのかを見誤らないことだ。能力も無いくせに一匹狼などを気取らないことである。他人を利用できない人間は、他人からも利用されない。 ■他者(第三者)を見方につけること・場の空気をアウェイからホームに変えること ■出世のメリットは、給料が上がることではない。「自分の裁量でやれることが増える」ということ、つまり会社という「公」の場に「私有地」を持てることが、出世の本質である。 ■直属の上司を見て「こんな人になりたい」と思える確率なんて何万分の一。直属の上司と自分の将来と重ね合わせるのは、草野球のオッサンに自分の将来を見る野球少年と同じ ■あと50年もすれば日本からネクタイは消える。オフィスのカジュアル化が進むからだ。 ■女性社員の机を見てみるといい。彼女たちにとって、オフィスは「わたしの空間」であり、公私混同なんて当たり前のことなのだ。 ■ほんとうに力を発揮しようと思うなら、徹底して「自分のために」やるべきなのだ ■税金とは「生きるコスト」。自分が「生きるコスト」を自分で払い、国や社会にぶらさがらず。国や社会を支える側に回ることが「大人」なのだ ■「自分と関係を結べばどれだけのメリットがあるか」。自分を売っている営業マンは契約期間が切れても「次」がある。 ■売れない営業マンは、商品の勉強をする。売れる営業マンは、人間の勉強をする ■古本屋に並ぶ色褪せたベストセラーを見て何を思うだろうか?俺ならこう考える。「ここには答えはなったんだな」 ■日常の些事から「逆張り」の習慣を作っておくこと ■「仕事以前の基礎」はあらゆる漫画に詰まっている。「いま、時代はなにを求めているのか」 ・高度成長期には、努力と根性のスポ魂漫画 ・70年代には反社会的なヒーローが人気 ・バブル期には、都会的な恋愛、ヤンキー文化を描く漫画 ・バブルが崩壊すると、経済や裏稼業 ・今、2000年代は? ■反義語を考える癖をつけろ。アイデアとは、反義語思考の有無が試される格好の場 ■漫画喫茶のアイデアがよかったのは、喫茶店に漫画を組み合わせたからではなく、図書館に漫画と喫茶サービスを組み合わせたからなのだ。 ■山のような資料が必要だということは、結局「なにひとつ頭に入っていない」証拠だ。 ■あらゆる占有率を引き下げろ。普通の生活を送っている人間は、人、お金、時間などについて、なるべく特定の「占有率」を引き下げる努力をしたほうがいい ■エコグッズを買え、ハイブリッドカーに乗り換えろ、税金を上げさせろ・・・地球温暖化を訴えることによって、人々の恐怖心を煽ることによって、それを商売にして確実に儲けている連中がいる ■実際の話、世の中全体が一方向に大きく流れるなんて、絶対「アホなこと」に決まっているのだ ■激動の時代を生き抜くビジネスマンに必要なのはマクロな知識ではない。今日や明日の「現場」で勝利する、実践的な力だ。「論評するな、行動せよ」

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2009/10/04

人生すべてが本番。 う〜ん、深い。 一度きりのものはすべてが本番ですね。 ・・ってことは 人生すべてが本番だ!! と気付く。 時間が戻らないものは全てが本番だ。 炊事洗濯も 友達と話すのも プライベートも 仕事も などなど 思えば「練習」ってなんだろう。 例えば ...

人生すべてが本番。 う〜ん、深い。 一度きりのものはすべてが本番ですね。 ・・ってことは 人生すべてが本番だ!! と気付く。 時間が戻らないものは全てが本番だ。 炊事洗濯も 友達と話すのも プライベートも 仕事も などなど 思えば「練習」ってなんだろう。 例えば サッカーの試合で 上手くプレーするためという目的のため 技に磨きをかけることができなければ 練習は失敗したことになる。 つまりは 「練習という名の本番に失敗したということ」 逆に言えば、日々の練習(当たり前の基本事項)が できていれば、本番という名の本番では いつも通りに着実に簡単に力を発揮できる。 (この辺りで自分の言葉の表現力の限界がきたか!?) ひいては 本番思考(目の前のことに集中する)で 線引きする意味さえなくなる、ということ。 線引きするから構えるんだよね。 自分探しって、別の自分がいるわけではない。 よし、自分探しをしよう!って始めるものじゃない。 今ここにいる自分が様々なことを経験していく中で 新たな自分を発見する。 性格、性根は変えようと思って変えられるもんじゃない。 変えられるのは「行動オンリー」。 行動を変えていく中で、新たな自分を発見する! これですね。 「本番」と「練習」の線引きができないのと同様 世の中、線引きできない世界。 公私混同。 会社をホームにする。 他、以下学ぶ。 実力=結果。 効率化とは、労力を省くことではなくて「選択と集中」。 やりたいことに力を注ぐために効率化を図る。 ともすると 楽したいから効率化という考え方にはまりがちかも!? 捉え違った Life Hacks中毒 にご注意を。

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2009/10/04

本屋で偶然見かけて、購入してしまったが、前回の本が駄作だったことを忘れていた。結論から言うと、今回のこれは前回を上回る駄作だった。僕自身はお金を払って買ったので一応最後まで読んだが、中身が薄すぎて中盤以降はほとんど飛ばし読みしてしまった。 ちなみにアマゾンのサイトには丁寧に目次が...

本屋で偶然見かけて、購入してしまったが、前回の本が駄作だったことを忘れていた。結論から言うと、今回のこれは前回を上回る駄作だった。僕自身はお金を払って買ったので一応最後まで読んだが、中身が薄すぎて中盤以降はほとんど飛ばし読みしてしまった。 ちなみにアマゾンのサイトには丁寧に目次が掲載されているが、これを読めば本書の内容は理解したも当然。タイトルから予想できそうなことしか書いていないからだ。 一時は「ドラゴン桜」で有名になった三田さんだが、いい加減陰りが見えてきた、そんな気を起させる一冊だった。

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