ストロボ・エッジ(5) の商品レビュー

咲坂伊緒(著者)

2021/09/09

仁菜子への想いに気づいてしまった蓮。しかし
父親の再婚に揺れる彼女・麻由香を支えようと
気持ちを消すことにする。仁菜子の蓮に会えない
冬休みが始まる。蓮への気持ちを知りながら
安堂は仁菜子へ想いをぶつけ続ける。バイト先の
クリスマス会準備中、安堂の元彼女と偶然出会い、
仁菜子は彼の傷を知る…。

2020/03/08

仁菜子も麻由香もそれぞれの選択を

告白したりされたりした状態でこれだけの関係性を持ってるのって羨ましいなあと。

2019/05/02

麻由香が大人の選択を。。。
まあ実際問題、2個上で高校時代からずっと仕事してたら、彼女の方が好先に大人になるよね。
麻由香にも早く新しい幸せを……。

安堂が昔好きだった子、やっぱ蓮狙いだったか。
あざとすぎる。

2017/03/31

安堂くんやっぱり良かった。クリスマスの私服もステキ。細すぎだけど。安堂くんと仁菜子のやりとり面白くて好きなんだけどな。ちょっと付き合ってみればいいのに。ちょっと付き合ってみるver.も見たいのに。もーホント安堂くん派。
蓮は麻由香と付き合ってるけど全然楽しそうじゃないねーと思ってたらまさかの展開。
番外編は未完の地図。蓮と安堂くんの中学時代。安堂くん大好きレベルが上がった。2人とも可愛かったけど。

2017/01/14

そのままずるずる想いを隠しながらいくもんだと思ってたのに急展開。
人の心って変わっていくよね。
特に刺激が多い年頃はどんどん変わっていくし変わっていくべきだよね。

2015/04/09

【ストーリー★★／キャラ★★／心理★★／情景描写★☆／没入度★★】

蓮くんがバイト先を変えてから出会ったり話したりすることがなくなり、蓮くんに会いたくてしかたない仁菜子。
クリスマス会の日、安堂くんの元カノと偶然出会い安堂くんの心の傷の深さを感じつつ、知らなかった一面を知る。そんな安堂くんに言い寄られた仁菜子は…

蓮くんは彼女への気持ちと芽生え始めた仁菜子への感情の狭間で揺れていますね。
そのあたりをじっくり描いている咲坂先生はすごいなぁと思います。

2013/10/13

この巻で蓮と麻由香の関係に終わりが来てしまう。
お互いに大事に想い合って、お互いに良い決断が二人の別れで・・
悪い人が誰もいない、みんな自分の気持ちに真摯でいるだけ・・というのがこの作品の素敵な所だと思う。

それが顕著に現れたのが今巻。

蓮と麻由香は別れてしまったが、簡単に仁菜子へ行きそうにない蓮と、ずっと蓮を好き続けていく決意をした仁菜子。
これからどうなるのか楽しみ。

2012/09/22

付き合っている彼氏に好きな女の子がいるってどんな気持ちだろう。それに自分は彼氏といるより仕事している方が楽しいと思っているなら、やっぱり別れるしかないのかな。
でもこれで蓮には彼女いなくなったから、どうなるのかが楽しみ。

2012/09/02

心の中の想いを消すために仁菜子と距離をおこうとする蓮。
蓮への想いに苦しむ仁菜子に「俺にすればいいのに」と想いを伝える安堂。
切ないねぇ…
安堂、チャラ男キャラで登場したのにめっちゃええ子になってるやん。蓮やめて安堂にしちゃいなよ！って思ってしまいますよ。
でも仁菜子はブレないんだなぁ。ここがほんまにすごいと思う。
そんなコやから安堂は惚れたんでしょうな。

蓮を煽ろうとする学、学を牽制する裕。
裕にはなんかありそうです。学にジジィ言われてますが（苦笑）

廊下での蓮と安堂の対決（？）シーンも好きです。

麻由香にも徐々に変化が訪れ、ついに「大人の選択」をします。

あ、安堂の元カノってのが登場してます。どう絡んでくるのやら。
巻末に番外編で中学時代の安堂と蓮が描かれてます。これを読むと安堂の言動の理由がどこからきているのかがわかります。

モノローグや表情でいろんな事柄を表現するのに長けている作家さんだと思います。

2012/08/18

作者コメント
「春です。
私は春が一番好きです。
新しく何かが始まる感じが好きです。
春でなくても、いちもどこかで何かが始まっているのだけど、
それがより一層くっきり感じられる気がするのです。
進級する人、進学する人、社会に出る人、もちろんそれ以外の人(私とか)も、
みんなにステキな何かが始まりますように！」