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「クラウド・ビジネス」入門 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2009/10/07

クラウドって言葉が最近よく使われるようになったから読んでみました。 専門知識をたくさん知っていないければ読めないのかなと思いましたが、 そうでもなく、一般的なことを知っていれば読めるので、わりと読みやすかったです。 そういうところで使われているのかや今度どのように取り組んでいく...

クラウドって言葉が最近よく使われるようになったから読んでみました。 専門知識をたくさん知っていないければ読めないのかなと思いましたが、 そうでもなく、一般的なことを知っていれば読めるので、わりと読みやすかったです。 そういうところで使われているのかや今度どのように取り組んでいくのかなど、 具体的な事象を取り上げて説明してくれています。 特にグーグルアップスが出てくるあたりの話はおもしろかったです。 今後のクラウドがどう評価されていくのかが楽しみです。

Posted byブクログ

2009/10/04

入門本。あまり目新しさはない。 ・MSはウィンドウズアジュールをクラウド基盤サービスとしようとしている ・Amazonは通信料が増えたことによりネットワーク回線全体のボリュームディスカウントが可能となり、収益改善に寄与している ・NGNは、品質確保、セキュリティ、信頼性、オープ...

入門本。あまり目新しさはない。 ・MSはウィンドウズアジュールをクラウド基盤サービスとしようとしている ・Amazonは通信料が増えたことによりネットワーク回線全体のボリュームディスカウントが可能となり、収益改善に寄与している ・NGNは、品質確保、セキュリティ、信頼性、オープンなインターフェースという4つの特長を持っている ・総務省は「ASP・SaaS普及促進協議会」を設立、情報開示認定制度をスタートした

Posted byブクログ

2010/03/14

(2009.03.07読了) 著者の略歴を見ると、「ICT企業勤務、お客様へのICTコンサルティング、情報通信政策や技術の調査・分析、プロトタイプ開発等に従事。ナレッジマネジメント等総括担当兼務。」と書いてある。ICTとは、聞きなれない略語だなと思って、調べてみるとInforma...

(2009.03.07読了) 著者の略歴を見ると、「ICT企業勤務、お客様へのICTコンサルティング、情報通信政策や技術の調査・分析、プロトタイプ開発等に従事。ナレッジマネジメント等総括担当兼務。」と書いてある。ICTとは、聞きなれない略語だなと思って、調べてみるとInformation and Communication Technologyで、情報通信技術ということのようです。 ちょっと前までは、IT(Information Technology)情報技術、と呼んでいたものが今は、ICTと呼んでいるらしい。ITも通信が含まれていなかったわけではないのに、Cに携わっている人がへそを曲げたんでしょうか? 例によって、ITは、日本の用語で、アメリカでは、ICTと呼んでいるので、それにあわせたのでしょうか? webを辞書で調べるとクモの巣という意味です。World Wide Webは、世界的なクモの巣です。今度は、cloudですから、雲です。 「インターネットやTCP/IPネットワークは、しばしばクラウド(cloud=雲)と表現される。」ということです。 この本の話題は、クラウドコンピューティングです。「インターネット上の“どこか”にあるハードウェアリソース、ソフトウェアリソース、データリソースをユーザーがその所在や内部構造を意識することなく利用できる環境、ないしその利用スタイルを「クラウドコンピューティング」という。」 自社で、サーバを持たず、利用するソフトも開発せず、端末だけで、あとはすべて、インターネット上のものを利用しようということです。そうすると初期費用がかからず、利用した分だけの料金を支払うだけで済む。急激な利用増にも柔軟に対応できるということで、中小企業にも、新興企業にも利用できるので、便利ということです。 サン・マイクロシステムズのグレッグ・パパドポラス氏は、2006年11月に「世界にコンピュータは5つあれば足りる。一つは、グーグル。もう一つはヤフー。それにアマゾン、マイクロソフトのライブ・ドットコム、セールスフォース、イーベイあたりを加えれば、もうほかに地球上にコンピュータなど不要になるだろう」と予言している。(87頁) 5台のコンピュータということではなく、サービス会社が5つあれば十分ということのようです。 著者は、クラウドコンピューティングを利用する上での、チェックポイントもちゃんと述べています。(157頁) ・クラウドサービス事業者は適切にコンプライアンスに取り組んでいるか ・サービスの安全性と信頼性は確保されているか ・サービスのセキュリティは確保されているか ・事業者の信頼性は確かなものか(倒産した時はどうなるのか) ・サービスと提供事業者の実績はあるのか ・ネットワークの信頼性は確保されているか クラウドサービスの二本の柱は、アプリケーションソフトウェアと開発運用基盤です。 アプリケーションソフトウェアは、SaaS(サース) Software as a Service と呼ばれています。よく知らないと、伝染病のSARS と混同してしまいます。 開発運用基盤は、PaaS(パース) Platform as a Service と呼ばれるそうです。 IT分野では、次々と新しい用語が誕生し、いつの間にか消えてしまうことがしょっちゅうです。SIS 戦略情報システムなどがありました。クラウドコンピューティングはどうなのでしょう。 (2009年3月8日・記)

Posted byブクログ