リストラなしの「年輪経営」 の商品レビュー
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「遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」 会社の目的は社員を幸せにすること。そして、会社は永続しなくてはならない。なぜなら、会社がつぶれては、そこで働く社員の幸せを断ち切ることになるから。10年先、20年先、そして100年先を見据えた経営は、何百年と続く京都の老舗企業のスタイルにも通じる。世界最古の企業があるのは、実は日本。この日本的経営こそが、ドラッカーのマネジメント、コトラーのマーケティングを体現したものなのではないだろうか。日本の老舗企業や、伊那食品工業のような己の信念を貫き、時代にあわせて革新を続けながらも、その根底はブレない軸を持った会社が今求められている。バイブルとして何回も読みたい一冊。
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会社とはかくあるべき、ということを経験則を元に 論じている本。 わかりやすくて、文字が大きいのでスラスラ読める。 本書のメインメッセージは、 会社とは社員を幸せにするために存在する、ということ。 人生の目的は幸せになること、として、 組織としてどのように幸せに向かっていくかが ...
会社とはかくあるべき、ということを経験則を元に 論じている本。 わかりやすくて、文字が大きいのでスラスラ読める。 本書のメインメッセージは、 会社とは社員を幸せにするために存在する、ということ。 人生の目的は幸せになること、として、 組織としてどのように幸せに向かっていくかが 書かれています。 また、個人としても必要な知恵を磨いて 自分をコントロールすることの重要性が書かれていました。 遠きをはかる経営、非常に大事なことだと思います。 社長が目指す会社だという意味がわかりました。
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疲弊した資本主義経済の解となる1冊だと思う。 正しい行い一つ一つの積み重ねが幸せな世界を築く、まさに理想的経営。 簡単に読めますが、時折読み返したい1冊です。
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内容は 長野県の伊那食品工業㈱の塚越社長の経営理念を語ったもの。 同社は48年増収増益を続けた会社で、多くの有名大企業の役員さん達も見学に訪れるとか。 伊那食品工業㈱の社是は 「いい会社をつくりましょう。~たくましく そして やさしく」 ここでのポイントは 「良い会社...
内容は 長野県の伊那食品工業㈱の塚越社長の経営理念を語ったもの。 同社は48年増収増益を続けた会社で、多くの有名大企業の役員さん達も見学に訪れるとか。 伊那食品工業㈱の社是は 「いい会社をつくりましょう。~たくましく そして やさしく」 ここでのポイントは 「良い会社」ではなく「いい会社」をつくること。 それでは「いい会社」の定義とは? 気になる方は一読を。 文字も大きく、読書好きな方は2時間もかからないと思います。
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いい会社は「遠きをはかり」ゆっくり成長。 伊那食品工業という 寒天の製造メーカーで中小企業の会長さんの経営書。 「会社は社員を幸せにするためにある」 会社の経営は経営者の哲学が作るのだなぁ と改めて感じました。 ここまで徹底できることが会社の永続の理由であり、 老舗として...
いい会社は「遠きをはかり」ゆっくり成長。 伊那食品工業という 寒天の製造メーカーで中小企業の会長さんの経営書。 「会社は社員を幸せにするためにある」 会社の経営は経営者の哲学が作るのだなぁ と改めて感じました。 ここまで徹底できることが会社の永続の理由であり、 老舗としての秘めたるパワーなのだなと思います。
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年輪経営を目指して、企業します。 まだまだ駆け出し。 まず、経営できるようにならないといかん・・・・
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20世紀型の貪欲経営の次にくるのが、 塚越寛さんや鍵山秀三郎さんの経営やと思ってます。 先端の経営哲学を学ぶためには、最適の書籍です。 西洋の次は、東洋だなって事が理解できますよ。
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出すよねー。 販売チャネルはこちらの方が断然大きいから、普及版という言い方もできるかな。いや、何度読んでもいいのでいいんですがね。
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「遠きをはかり」ゆっくり成長する、社員の幸福を一番に考える会社として有名な伊那食品工業社長の経営本。 人間としての信頼が全ての基本であること、地域貢献することは自分たちの喜びであることを信念にして寒天のR&Dに力を入れてきた企業は、本当に当たり前のことをなしとげてきた...
「遠きをはかり」ゆっくり成長する、社員の幸福を一番に考える会社として有名な伊那食品工業社長の経営本。 人間としての信頼が全ての基本であること、地域貢献することは自分たちの喜びであることを信念にして寒天のR&Dに力を入れてきた企業は、本当に当たり前のことをなしとげてきた。まさに年輪を重ねることが「いい会社」に育ってきた理由なのだと得心。 なにかを偶然にでも見つける才能、開発能力には「セレンディピティ」が不可欠との考え方や「凡事継続」のためには常に改革を心がけることなど、気づかされたこと多々である。
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●会社は永続することに最大の価値がある ●会社は、社員を幸せにするためにある。そのことを通じていい会社を作り、地域や社会に貢献する ●「良い会社」ではなく、「いい会社」を目指そう ●経営とは「遠きをはかる」こと ●利益は健康な体から出るウンチである ●「いい会社」をつくるための十...
●会社は永続することに最大の価値がある ●会社は、社員を幸せにするためにある。そのことを通じていい会社を作り、地域や社会に貢献する ●「良い会社」ではなく、「いい会社」を目指そう ●経営とは「遠きをはかる」こと ●利益は健康な体から出るウンチである ●「いい会社」をつくるための十箇条?できるだけ定価販売を心がけ、値引きをしない?経営理念を全員が理解し、企業イメージを高める?以上のことを確実に実行し、継続する ●私の代でも、その次の代でも、ブランド化の実現は不可能かも知れません。しかし、今始めなければ、すべては始まらないと思うのです ●自分の会社だけケチっても全体に影響はなく、他社が使ってくれるとみんな思っていることが、問題なのです ●目先の利益や経営者の見栄に走るのではなく、遠きをはかって、好循環を招くような利益の使い方を目指したいものです ●仮にある個人やあるチームが、突出した業績を上げたとしましょう。しかし、その業績は、その個人やそのチームだけで成し得たものでしょうか。多くは、これまでの積み重ねの上に花開いたものなのです。周りの人たちのバックアップもあったでしょう。会社が備えていた経営資源を使ったかもしれません。長年かかって培った会社の信用というものも大きいはずです。だいいち、その個人、そのチームも誰かによって育てられたものなのです。 ●忘れてならないのは、人というものは特に若い人は、心の底では正義感を持っているということです ●時代に合わせ、革新を積み重ねることによってのみ、「継続」は達成されるのです ●「理不尽な要求や屈辱的な取引きを強要されるようならば、大きな商いであっても、きっぱり断っていい ●資金は有限でも、智恵は無限です ●大きなお金が動くことだけが、大きなことでしょうか。多くの人に関わることだけが、大きなことでしょうか。ささやかなことでも良いことを行なうことは大きなことだと、私は思っています。 ●社員を不幸にするような会社なら無いほうがいい ●会社は教育機関、経営者は教育者でなければならない ●必要なのは智恵です。智恵とは、知識+経験です。知識と経験が一緒になって発酵しないと智恵は生まれません。同じ経験をしても、注意力がある人は、多くの智恵を得ます
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