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鴨川ホルモー の商品レビュー

4

875件のお客様レビュー

  1. 5つ

    232

  2. 4つ

    363

  3. 3つ

    202

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    1

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2024/05/14

主人公の真っ直ぐで正直で内省的で、なんだかんだ周囲の皆を救える「漢」な性格がかなり好みだった。ホルモーってなんなん、と改めて思うが妙にしっくりくる。文体も潔くて、誰も憎めないのに読んでいてスカッとした。 舞台ではどうやって表現しているのかな…私も彼らを見てみたい、少しだけ。

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2024/05/12

京都だと本当に見えていないものを見ていそうな人がいそうだと感じました。 また、冬の京都に旅行に行ってみたいです。 「それは-彼らは信じているからだ。彼らは自分の力を信じている。」

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2024/05/12

総評 ラノベとして読めば名作 京都+大学生の先駆け作品。 うだつが上がらない大学生男子の青春部活ものでありながら、部活競技が「ホルモー」という妖怪を使役するストラテジーものなのが独自色。 「青春」部分は恋愛要素あり、友情あり、笑いありでそれなりに面白い。 しかし、「ホルモー」の描...

総評 ラノベとして読めば名作 京都+大学生の先駆け作品。 うだつが上がらない大学生男子の青春部活ものでありながら、部活競技が「ホルモー」という妖怪を使役するストラテジーものなのが独自色。 「青春」部分は恋愛要素あり、友情あり、笑いありでそれなりに面白い。 しかし、「ホルモー」の描写に関してはあまり面白いとは思わなかった。 簡単に言えば対戦RTSなのだが、緻密な戦略などはないので良くも悪くもざっくりな描写しかないので、読んでいてなんでもありじゃんとしか思えない。

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2024/05/12

な、なんだなんだ、おもしろい、おもしろすぎる……! 作品名も著者名も、もちろんかなり前から知ってはいたけれど、ちょっとふざけたタイトルからなかなか手が出せなかった本。(何しろどんな話か想像もつかなかったもので……) BSテレ東の番組で著者のインタビューを見たのをきっかけに一念発起...

な、なんだなんだ、おもしろい、おもしろすぎる……! 作品名も著者名も、もちろんかなり前から知ってはいたけれど、ちょっとふざけたタイトルからなかなか手が出せなかった本。(何しろどんな話か想像もつかなかったもので……) BSテレ東の番組で著者のインタビューを見たのをきっかけに一念発起して読んでみたら、なんとまぁ面白いこと。 ずっと読まなかったのを後悔しました。 バカバカしいけど爽やかな青春小説。 しかし、森見先生といい、京大には魅力的なサークルがありすぎる(と思わせられる)。 私も人生やり直せるなら、京大青龍会に入りたい! ……まずは、京大に入らないと……!?

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2024/05/10

京都が舞台はわかるが、ホルモーってなに? 主人公の安倍が京都大学に入学し、京大青竜会に入る。青竜会はなにをやるサークルなのかも気になる。 友人の高村や安倍が好意を抱いている早良やリケジョの楠木、芦屋など、青竜会で繰り広げられるちょっと不思議な物語。ホルモーと青竜という名前、そし...

京都が舞台はわかるが、ホルモーってなに? 主人公の安倍が京都大学に入学し、京大青竜会に入る。青竜会はなにをやるサークルなのかも気になる。 友人の高村や安倍が好意を抱いている早良やリケジョの楠木、芦屋など、青竜会で繰り広げられるちょっと不思議な物語。ホルモーと青竜という名前、そして京都ということで繋がっていく。 ホルモーは殊の外、死闘となる事もわかった。現実の日常生活にちょっと不思議な出来事が重なるのは、万城目学さんらしい作品だ。 読み始めた時は、なんだこれ?ってハテナで頭の中がいっぱいになった。ところが、読み進めるほど面白くなってくる。どんどん引き込まれていくのだ。 大学時代のサークル仲間や恋愛が絡み、現実に非現実が溶け込んでいる事が、そうさせていると思う。それが京都であり、私も同じような経験があるからだろう。(非現実的な方の経験はないが) エピローグで面白い事実もわかる。

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2024/05/07

舞台の配信に合わせて読む。 急いで読んだにも関わらず、とても楽しめた。 そして内容を取りこぼすことがなかった。 (もしかしたら舞台を繰り返し見たからかもしれないが) 鴨川六景も読もうと思った。

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2024/04/28

これはホルモーの物語である。 ある大学生がホルモーにハマり、ホルモーに泣き、ホルモーに笑う… いや〜…最後のホルモーは凄かった ・・・て、ホルモーて何?????(笑) 私、こういう現実味がないのは好きではなかったんですが…いつの間にかハマってました。 次のホルモーは?どうなるの...

これはホルモーの物語である。 ある大学生がホルモーにハマり、ホルモーに泣き、ホルモーに笑う… いや〜…最後のホルモーは凄かった ・・・て、ホルモーて何?????(笑) 私、こういう現実味がないのは好きではなかったんですが…いつの間にかハマってました。 次のホルモーは?どうなるの?と… いやいや…楽しかったです♪

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2024/04/28

初めての万城目作品 絶対にありえない設定が逆に面白かったです。 京都の名所を知っていればもっと楽しく読むことができたと思いました。

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2024/04/27

それは偶然か、それとも必然か、晴れて京都大学に入学した安倍は、「京大青竜会」という謎のサークルから勧誘を受ける。 新歓コンパにて一目惚れした早良が京大青竜会に入る噂を聞き、安倍もまた同サークルに加入する。 京大青竜会に入った安倍だが、最初の1年間はオニ語の訓練など、胡散くさい...

それは偶然か、それとも必然か、晴れて京都大学に入学した安倍は、「京大青竜会」という謎のサークルから勧誘を受ける。 新歓コンパにて一目惚れした早良が京大青竜会に入る噂を聞き、安倍もまた同サークルに加入する。 京大青竜会に入った安倍だが、最初の1年間はオニ語の訓練など、胡散くさい活動が続いた。しかし、吉田代替りの儀にて安倍その他京大1回生はオニに出会い、ホルモーの実態が明かされる。 ホルモーに泣かせれ、ホルモーに救われ、そうして成長していく京都大学生の青春物語。 全体的にしょうもなくて面白い。吉田代替りの儀では、読んでて声に出して笑ってしまった。 失恋した時の安倍の心情、自分が脇役でしかなかったことに気づいて抱いた何ともない虚無感。まだ、友達以上にもなれず、恋愛にさえ発展しなかった時の感情ってこうだったなと、共感した。

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2024/04/26

万城目作品は本作が初めて。 装飾や設定は突飛だけれど、展開や骨組みは王道。 他の作品も読んでみたい。

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