東急ハンズの秘密 の商品レビュー
東急ハンズ独特の販売方法について、実例を挙げて示している。プロの消費者が販売の素人として、消費者目線で販売を進めた結果、東急ハンズとしての独自性が出せたとのこと。したがって筆者は、現在の流通不況は、販売者が、販売者としての都合しか考えていないからモノが売れないと結論付け、消費者目...
東急ハンズ独特の販売方法について、実例を挙げて示している。プロの消費者が販売の素人として、消費者目線で販売を進めた結果、東急ハンズとしての独自性が出せたとのこと。したがって筆者は、現在の流通不況は、販売者が、販売者としての都合しか考えていないからモノが売れないと結論付け、消費者目線に立った小売を提案している。POSシステムに頼った販売をしていると、どうしても商品が画一的なものとなり他社との独自性が生まれず、モノ余りの時期はどうしても買わなければならない者はないことから、価格競争に走ってしまう。こういう時代こそ、消費者に役に立つものを小売りは提供すべきだという。本自体は、新聞の連載だったこともあるのだろう、同じテーマの繰り返しが多く、読みごたえはあまりない。しかし、モノ余り時代の小売りについて考えさせられる機会となった。
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2009/06/18 図書館で借りる 最初の30ページほど読む。 著者は元東急ハンズの社員だったようで、ハンズ愛にあふれていた。 現在はハンズの元気がなくなっているので寂しいとのこと。 元気のあった頃の理由は何だったのか。 効率がうんぬんよりも、消費者の目線で考える点などが挙げら...
2009/06/18 図書館で借りる 最初の30ページほど読む。 著者は元東急ハンズの社員だったようで、ハンズ愛にあふれていた。 現在はハンズの元気がなくなっているので寂しいとのこと。 元気のあった頃の理由は何だったのか。 効率がうんぬんよりも、消費者の目線で考える点などが挙げられていた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
読始:2009,3,27 読了:2009,3,29 逆転の発想とは違うが“当たり前”“常識”に捕われてるだけではうまくいかないし、常識だって本当に正しいこととは限らない 商売の鉄則にしばられてはいけない もちろん効率の追求は大切だが、時には固定観念を捨てることも必要なことを教えてくれる この本に書かれてることだって絶対ではないが、面白い! 間違いなくこれを読んだら東急ハンズに行って色々見たくなるし、実際読んだ直後に私も行きましたwww 先入観を排除しろ!自分への警告のためにも読んでみる価値はあるかな?
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