サンドイッチ176 の商品レビュー

旭屋出版

2014/09/17

【日曜日のサンドイッチ】
我が家のサンドイッチの定番はたまごやきと、きゅうりのスライス、そしてハム。きゅうりがレタスになることもあるが、あまりその中身は変わらない。ちょっと違うサンドイッチが食べたくなって読んだのだけど、さすが専門店やカフェなどのお店のレシピ。ちょっとひと手間かかる。もちろん具材をはさむだけの簡単なものもあるけれど、少し贅沢な感じがする。
やっぱり平日というよりは、日曜日などの休日にゆっくりと食べたいサンドイッチの本だ。

2011/11/04

パンが大好き！　

何も考えずに食べたら、昨日からお米を食べてないということがよくあった。それくらい好きだ。

本書は、人気のカフェ･バール･専門店が、実際にお店で供している評判サンドイッチ176品のレシピ集。
エッセイのような文章もなく、そっけないくらいのレシピだけの本だけど、いろいろなお店の人気の品を一冊に集めてあるところがよかった。

実際に何種類か作ってみた。
未熟な私では完全なレシピ通りに作れないものが多かったが、アレンジを加えても美味しくできた。レシピ通りの材料が揃わなかったり、手が込みすぎて面倒くさいときは、自分なりの工夫で楽しく作らなきゃ、そう自分を慰めながら作ってみた。

◆アボカドとサーモンのカンパーニュサンドパン・ド・カンパーニュに、レタス、卵、アボカド、スモークサーモン、薄切りタマネギを重ねてはさみ、バジルマヨネーズをかけた。⇒レシピでは、レタスではなくグリーンカール、タマネギはアーリーレッドになっていた。さらに、バジルマヨネーズは自家製になっていたが、私は市販品を混ぜて使った。それでも十分に美味しかった。

◆いわしの味噌煮サンドパン・ド・カンパーニュに、千切りのキャベツを敷き、缶詰のいわしの味噌煮、とけるチーズを載せ、オーブントースターで焼いた。⇒完全にレシピからはずれた。レシピでは、キャベツではなくゆで卵をつぶしたもの、いわしは味噌煮ではなくオイルサーディンを使っている。チーズもスモークチーズだったが、これも代用品で間に合わせた。でも、これまたとっても美味かった。

◆舞茸のオープンサンドトーストの上に、ガーリックオイルで炒めた舞茸を載せ、さらにモッツァレラとゴーダチーズを載せてオーブントースターで焼いた。⇒レシピではベーコンも入っていたが、健康を考え抜いた。ほかのサンドでチーズやマヨネーズを使っているから。

◆野菜トマト煮込みサンドとってもやわらかい白いパン（名前忘れた）に切り込みを入れ、レタスを敷き、カポナータを載せてはさんだ。⇒スーパーで、ズッキーニとナス、それにホールトマト缶が安かったから、たまたま前日にカポナータは作ってあった。１日置くと味が馴染んで美味しくなっていてうまくいった。

◆カプレーゼ風サンドとってもやわらかい白いパンに、クリームチーズとトマトをはさみバジルオイルをかけた。⇒いつもは薄切りフランスパンに載せてブルスケッタみたいにしていたが、今回はやわらかなバンにはさんでみた。成功。バジルオイルは自家製がいいようだが、面倒くさい。輸入食品店で買った市販品で間に合わせた。

◆クリームチーズのベーグルサンドベーグルに、クリームチーズにカラ煎りしたクルミを混ぜ込み、メープルシロップをかけてはさんだ。⇒レシピではドライフルーツとグラニュー糖をクリームチーズに混ぜている。でも、私の場合は以前食べ気に入ったサンドイッチがクルミ入りだったのでそれを真似、グラニュー糖はメープルシロップに変更した。次はクルミのほかに何かドライフルーツを加えてみよう。（ベーグルってパン種を一度茹でると知って驚いた）

何をはさんでも大外れはないように思うが、ひとつだけ気をつけた方がいいかも。それは、はさむ具の水分。野菜などはよく水を切らないといけない。ただ、それだって作ってすぐに食べるならそれほど問題ないか。

サンドイッチは健康面で気になることがある。バターだ、マーガリンだ、マヨネーズだと、油がたくさん入ること。はさむ具材のハムやチーズも。油はパン自体にも入っていることが多いので、注意している。

普通の食パンはお菓子と同じようなものと考え、ほとんど買わない。味付け用の材料の入っていないイギリスパンやフランスパン、それに精製されていない粉で作られたパンをなるべく選んでいる。コレステロール値の高くなりがちな私の場合、バターとマーガリンは使わない。マヨネーズも問題あるので、今後はオリーブオイルを使って自分で作ろうと思っている。買ってくるサンドイッチはこの健康面を考慮に入れていないのであまり買わない。だから、自分なりの工夫を加えて家で作る。

本書のようなレシピ本はとても参考になり便利だ。美味しく食べて健康に、といきたいものだ。これが難しい。