こしおれすずめ の商品レビュー
特に事件も起こらず平和な昔話だなぁと思って読んでいたら、後半出てきた意地悪おばあさんに子ども達共々びっくり。
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腰の折れた雀を介抱するおばあさん。 最初のおばあさんは、動けなくなった雀を助けたい一心で介抱しています。そこには無償の愛情が感じられます。 おばあさんの家族も「もうろくしたな」と笑いながらもその笑顔は悪意なく描かれていて、おばあちゃんが留守の時には、家族がみんなで雀の面倒を見てくれる。愛があふれる家庭だからこそ、愛のある結末。 昔話に定番の 一方、隣の家は・・・ 「おなじばあさんでも、こっちはだめさ」と言う、そんな家族。そういう関係性の中この家族は寂しく暮らしています。 だから、腰の折れた雀が見当たらないと、自分で雀の腰を折ったりできちゃう。 勧善懲悪を主題としているのですが、ただただ「善を勧め、悪を懲らしめる」のではなく、善き行いができる人には温かい心が育まれている事が感じられる。 物事の善し悪しを子どもたちに教えるのも大切だが、その前にそれを受け容れられるほどの温かい心を育てたい。
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5分くらい。 絵本の方が、となりのばあさんのスズメに対する仕打ちがひどすぎる~。 表紙のスズメが、「どうだ」と言わんばかりの表情。
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