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ダンディズムの系譜 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2018/10/20

170729 中央図書館 女子目線でいうダンディズム・・すなわち「見た目(衣服)」と「目に見える行動(態度)」についての批評に偏っているかもしれない。内面の行動規範のあり方や信条の持ちよう、その背景などについては、一応の解説はあるが、ちょっとあっさりしている。 オスカー・ワイルド...

170729 中央図書館 女子目線でいうダンディズム・・すなわち「見た目(衣服)」と「目に見える行動(態度)」についての批評に偏っているかもしれない。内面の行動規範のあり方や信条の持ちよう、その背景などについては、一応の解説はあるが、ちょっとあっさりしている。 オスカー・ワイルド、ジェイムズ・ボンド、チャーチル、オバマなど、エッという名も列伝には出て来る。

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2013/07/29

ディズムとは何なのか。男も憧れるダンディを、歴史的にダンディな方から読み解こうとした本。ジェントルマンは紳士と訳すが、 広く統治者として、リーダーとして、1人の男として理想的なあり方そのものある。よって、スポーツや政治にまでジェントルマンシップが浸透している。 一方でダンディとは...

ディズムとは何なのか。男も憧れるダンディを、歴史的にダンディな方から読み解こうとした本。ジェントルマンは紳士と訳すが、 広く統治者として、リーダーとして、1人の男として理想的なあり方そのものある。よって、スポーツや政治にまでジェントルマンシップが浸透している。 一方でダンディとは、あくまでもお洒落な奴である。このダンディさとは一体というのがテーマである。エレガンスやセクシーとも違う。やっぱりジェームスボンドかなと個人的には思うのだけど。「事実は鋭い剣、読書は剣をふるうための筋トレ」とチャーチルは言う。強烈な個性と、努力から来る自信があり、それが服装や振舞にも意思が通っていること。「成功とは失敗に失敗を重ねても情熱を失わないこと」であると言い放つ。やっぱりかっこいいよなと思う。

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2012/06/15

ダンディズム感じるよね、というのは男性に対するほめ言葉だと思ってたけど、最近その台詞があまりに濫用されているのに気付き「え・・その人はダンディとちがくない?」とつぶやくことが多くなり、でもそもそも考えてみたら「ダンディー」って何よ。と疑問に思ったので、暇つぶしにとった本。 ダンデ...

ダンディズム感じるよね、というのは男性に対するほめ言葉だと思ってたけど、最近その台詞があまりに濫用されているのに気付き「え・・その人はダンディとちがくない?」とつぶやくことが多くなり、でもそもそも考えてみたら「ダンディー」って何よ。と疑問に思ったので、暇つぶしにとった本。 ダンディズムの系譜をたどり、実際の歴史上の「ダンディ」な男たちを詳しく見ていくというなんともニッチな本です。ジェントルマンとの関係性とかも言及されていて面白い。 ダンディーであるには、「何らかのハンディを持ちながら、それをプラスの価値に転じ世界の価値観をひっくり返すという瑕疵が不可欠」なのだそう。なるほどね、言葉にされると納得できる。 虚しく、軽薄で、馬鹿馬鹿しく。時代と社会に抵抗し、破滅も辞さず、愚かしい男・・空気を読まない天邪鬼。でも人の心を惹きつける、愛すべきはみだしもの。 ダンディズムを貫いた歴史上の人物たちの生態を読むと、その存在自体が芸術のよう。 ちなみに私の場合、本著を読む前に「ダンディー」と言われて真っ先に連想したのは「偉大なるギャッツビー」のギャッツビー氏(Robert Redfordの)、そして「紅の豚」のポルコ。 あながち「ダンディー」の意味認識は間違っていなかった模様。

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2011/07/30

レビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-10953961605.html

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2011/04/03

タイトル通り、ダンディズムが生まれてから現在に至るまでの系譜を代表的な人物を挙げることで、語られている。 ジェントルマンにせよ、ダンディズムにせよ、定義に可塑性があることで時代に適応してきた経緯があり、その変化を追うだけでも楽しめた。また、登場する有名人が現代のファッションにど...

タイトル通り、ダンディズムが生まれてから現在に至るまでの系譜を代表的な人物を挙げることで、語られている。 ジェントルマンにせよ、ダンディズムにせよ、定義に可塑性があることで時代に適応してきた経緯があり、その変化を追うだけでも楽しめた。また、登場する有名人が現代のファッションにどの様な影響を及ぼしたかなどのトリビア的要素も多かった。 最後の章の現代のダンディズムについてのテーマで、男性のファッションにおける領域が増えることで、生きやすくなるのではないかという問いや、レトロセクシャルの復権、バダスの登場などは示唆に富んでいて、消費社会的なトレンドの今後を考えさせる内容だった。最後の章だけでも一読の価値あり。

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