神君幻法帖 の商品レビュー
やはり山田風太郎には敵わない。戦う必然性、作者はあとがきで空疎であればあるほど虚無的でよいと述べているが、読み手としてはなんともしっくりこない感じがしてしまう。 そして、説明に使われている科学技術が最近のものであるだけにちょいとちぐはぐな感じ(ナンセンスという意味では的を得ている...
やはり山田風太郎には敵わない。戦う必然性、作者はあとがきで空疎であればあるほど虚無的でよいと述べているが、読み手としてはなんともしっくりこない感じがしてしまう。 そして、説明に使われている科学技術が最近のものであるだけにちょいとちぐはぐな感じ(ナンセンスという意味では的を得ている。)を受けた。 もう一度甲賀忍法帖を読み直してみたくなった。 あとがきの、山田風太郎の作品の作り方が少年ジャンプに繋がっている(多数VS多数)という指摘は非常に面白く、頷けるものだった。
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