心と響き合う読書案内 の商品レビュー
ラジオ番組だったものを文庫化されたもの もう番組が終わってしまっているのが残念… 紹介されている中では特に古典を読んでみたくなった。
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ラジオ番組メロディアスライブラリーで紹介された本をまとめられた最初の本。 読んだことのあるものあり、ないものあり。 出来れば手元に置いて読書の参考にしたいかな。
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本を紹介する本が好きで、また自分が読んだ本をプロの作家はどのように評価したり感じたりしているのか知ることができてなかなか面白かったです。 今後の読書の参考にできる本でした。
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小川先生の書評には、登場人物や作者に対する親しみを感じます。なんというか、本の読み方から純文学というものにどう向き合うかまでを教えてもらったような読後感でした。 僕にとっては通学や仕事の合間という自分だけの世界で、本好きのおばあさんのお話を語り聞かせてもらうひととき。そんな感覚を...
小川先生の書評には、登場人物や作者に対する親しみを感じます。なんというか、本の読み方から純文学というものにどう向き合うかまでを教えてもらったような読後感でした。 僕にとっては通学や仕事の合間という自分だけの世界で、本好きのおばあさんのお話を語り聞かせてもらうひととき。そんな感覚を味わって楽しんでいました。 特に、小川先生のアンネ・フランクに対する感覚はとても素敵です。読書って、ふらっと外に出て、友人がいないか気にしながら歩く散歩のようだと思わせてくれます。 この気持ちをいつでも思い出すために、手元に置いてある大好きな一冊です。
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自分ひとりでは、見つけられないであろう本、見つけられたとしても選ばないであろう本が、とても魅力的に紹介されていました。早速、幾つもの本をアマゾンのほしい物リストに加えました。 おすすめ本をこのように魅力的に紹介できる小川洋子氏自身はどんな小説を書かれるのだろう、今まで小川氏の本...
自分ひとりでは、見つけられないであろう本、見つけられたとしても選ばないであろう本が、とても魅力的に紹介されていました。早速、幾つもの本をアマゾンのほしい物リストに加えました。 おすすめ本をこのように魅力的に紹介できる小川洋子氏自身はどんな小説を書かれるのだろう、今まで小川氏の本は、本書以外に一冊しか読んだことがないので、是非、他の本も読んでみたいと思いました。
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数冊読んだことがあって、基本的には好きな小説家の手による書評集。とはいえ、最初から書評という形を取られていたものではなく、ラジオで話したものの字起こしってことだから、ちょっとニュアンスが異なる。ラジオで流れるってことは、読書家ってよりはもう少し一般寄りの相手が対象となる訳で、それ...
数冊読んだことがあって、基本的には好きな小説家の手による書評集。とはいえ、最初から書評という形を取られていたものではなく、ラジオで話したものの字起こしってことだから、ちょっとニュアンスが異なる。ラジオで流れるってことは、読書家ってよりはもう少し一般寄りの相手が対象となる訳で、それもあってか、選ばれている作品も有名どころが占めることになっている。ブックガイド好きで、それらをよく読む目からすれば、既知・既読作品の割合が高い。かといって、刺激のない退屈な読み物となっていないのは、本書のリーダビリティの高さによるところも大きい。ラジオで話している内容だけに、伝わりにくい言葉は含まれないし、時間制限のある中で魅力を伝えなければいけない分、直達的な表現も多くなっている。回りくどい書評をあまり好まない自分としては、かなり高感度の高い書評集でした。敢えて言うなら、新たな発見は少なかったけど。
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読んだことある本だけ読んだ。 新しい視点がかかり面白かった。 他に取り上げられている本も読んでみたいと思い。メモを取った。
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本を読み終わったとき、また自分が読んだ本が心に残るものであったとき、誰かとその気持ちや感動を共有したくなる。アメリカでは「読書会」というものがよくあるという。日本ではなかなかそのような会や催しはないが、最近はビブリオバトルなどで本を紹介するという催しもあるようだ。 この本は作家小...
本を読み終わったとき、また自分が読んだ本が心に残るものであったとき、誰かとその気持ちや感動を共有したくなる。アメリカでは「読書会」というものがよくあるという。日本ではなかなかそのような会や催しはないが、最近はビブリオバトルなどで本を紹介するという催しもあるようだ。 この本は作家小川洋子さんがラジオ番組で紹介した本をまとめたもの。ほとんどが名作といわれ、長年読み継がれている作品ばかりである。私もほとんどが人生のどこかで読んだ記憶があるものだった。読書家といわれる著者(作家であるから当然かもしれないが)が限られた紙面の中で、その作品に対する思いや解説を的確に表現している。 どの作品に関しても「そうだそうだ」と頷いたり、「そういう感じ方、考え方もあるのだ」と感心したり・・・自分とはちがう見方感じ方を知ることも出来た一冊だ。私にとっては小川洋子さんとの「読書会」のような本であった。
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既読は16冊だった。「モモ」「銀河鉄道の夜」「家守綺譚」「星の王子さま」は大好きで購入した本なので載っていて嬉しかった。いろんな本の紹介を読むと、どんどん読みたい本が増えていく。嬉しいような大変なような。知ってる本の紹介も、小川さんはこういう風に読んだんだな、とわかって面白い。
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春夏秋冬と別れて編集されているが,そこがちょっと引っかかるところもあるけれど,取り上げられている作品と内容に頷いたり気付かせられたり,覚えていない本を思い出したり思い出せなかったり,読んでない本は読もうと思ったり,とても楽しい気持ちにさせてもらいました.
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