「超」怖い話ベストセレクション 屍臭 の商品レビュー
超怖い話シリーズの総集編。 グロい、とにかくグロい。 最後の「上へ上へ」は読後感が穏やかだけど、それ以外は全てグロい。
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2019年10月11日読了。平山夢明による怖い話の中のベストセレクション、特にグロい死体や肉片などが出てくる話が多数収録された本。「かつて自殺者が出たマンション」のような話は多くそれはそれで怖いが、理由も何も分からずただゾッとするような話のほうが怖かったりもするのは怪談の常か。「...
2019年10月11日読了。平山夢明による怖い話の中のベストセレクション、特にグロい死体や肉片などが出てくる話が多数収録された本。「かつて自殺者が出たマンション」のような話は多くそれはそれで怖いが、理由も何も分からずただゾッとするような話のほうが怖かったりもするのは怪談の常か。「こんな怖い話ばっかり読んでいて大丈夫か」と不安になる人のために、「霊障は当方で受領済みなので安心してお読みください」と本気なのかふざけているのか分からないフォローが入る辺りが、実はこれが長寿シリーズとなっている秘訣なのかもしれない…。こっくりさんとか深夜の合わせ鏡とか廃病院での肝試しとか、そういうことはやめようよ。
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怖いというより、うへぇ・・ってなったりゾゾゾッてする内容が多い。 タラコ、虫穴、きりんがかなり気持ち悪かったです ですがどんどん読み進めていってしまいました
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実話怪談の面白さは話の余地が大きいところだと思う。 怖い話、ユーモラスな話、不思議な話、たまにあるのは短過ぎて疑問も恐怖も持たないうちに終わる話、怪談とはいっても様々な味があり不条理さ荒唐無稽さにリアリティを感じる。ただ話の要素が足りな過ぎても何が怖いのか面白いのかわからない、体...
実話怪談の面白さは話の余地が大きいところだと思う。 怖い話、ユーモラスな話、不思議な話、たまにあるのは短過ぎて疑問も恐怖も持たないうちに終わる話、怪談とはいっても様々な味があり不条理さ荒唐無稽さにリアリティを感じる。ただ話の要素が足りな過ぎても何が怖いのか面白いのかわからない、体験者の話によって怪談のクオリティは大きく変わる。体験者の語りの範囲でしか読者に伝えることができない、かと言って筆者が物語を補填したらそれはもう実話怪談ではなくなってしまう。そう考えると実話怪談作家とは非常に技量を問われるものだと感じる。 何が言いたいかというと実話怪談は玉石混合ただ背筋の凍る思いをしたいのならホラー小説を読むべきだと思う。しかしそこは平山夢明のベストセレクション、どれをとっても怖い!2ページ3ページで終わる短い話を一つ二つ読んだだけでもう背後が薄ら寒い、視界の端に入る隣室の暗闇が気になって仕方が無い! 前述の通り実話怪談はあんまり話の要素や道理が揃ってしまうと怖くはなってもフィクションだと思って少し冷めてしまうのだが、筆者の力か恐怖を身近に感じられる非常に嫌な怪談になっている。そして押さえられているもののやはりグロテスクな描写がうまい、う〜ん…流石気持ちが悪い。 怖い話が読みたい、いつもは気にならない廊下の隅に不安を覚えたい人にオススメです。 私幽霊は信じてないんです、見たことないし。いるって証明されたらそれは科学の範囲になっちゃいますし。ただ信じてなくても怖いものは怖いんですよね。
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テレビドラマの「『超』怖い話」が好きだったなー、と思い出したので読んでみましたが怖いよ!本気で!家に一人の時に読んでたら、怖くてちょっと涙目になりました。短い話しの中にぎゅっと恐怖閉じ込めちゃったような、そんな話がこれだけ集まると楽しいけど怖い。読後感が、胃の中がひやりとするよう...
テレビドラマの「『超』怖い話」が好きだったなー、と思い出したので読んでみましたが怖いよ!本気で!家に一人の時に読んでたら、怖くてちょっと涙目になりました。短い話しの中にぎゅっと恐怖閉じ込めちゃったような、そんな話がこれだけ集まると楽しいけど怖い。読後感が、胃の中がひやりとするような話ばかりで大変楽しかったです。でも怖い。
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「人から聞いた怖い話」を集めた短編集。へんに大げさな表現を使っていないから、なんか信憑性が高く感じてそれが怖い。 1話が短いのであっという間に読める。怖いのがダメな人は明るいときに読むべし。
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この人の描写する霊はあまりに生々しいというか、映像的にも本当に厭だ。“「超」怖い話”の“ベストセレクション”なのだから、怖い話ばかり収録されているのは当たり前なのだけれども。
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