図説 世界の「最悪」航空機大全 の商品レビュー
世界の航空機の失敗作を集めた本。 一言コメントと写真及び詳細解説付きで紹介する。 失敗作のカテゴリーは、空力の無理解、エンジンの欠陥、アイデア倒れ、構造の問題、バランスの悪さの5カテゴリーに分類され、20世紀初頭から21世紀はじめまでの機体が取り上げられている。 記載されている約...
世界の航空機の失敗作を集めた本。 一言コメントと写真及び詳細解説付きで紹介する。 失敗作のカテゴリーは、空力の無理解、エンジンの欠陥、アイデア倒れ、構造の問題、バランスの悪さの5カテゴリーに分類され、20世紀初頭から21世紀はじめまでの機体が取り上げられている。 記載されている約150機のうち、日本の機体は3機。戦時中のキ105、F-2、桜花。失敗作の理由として、キ105は燃料輸送機なのに燃料をがぶ飲みする。 F-2は驚くほど高価な機体なのに、基本となったF16より性能が低い。桜花は、日本のバカと呼ばれた機体。人命無視で飛行機としては失敗作だが、特攻という目的では成功している。 F-2が海外の航空評論家に失敗作と見られているのは残念だったが、たぶん日本のミリタリーファンは、この記述を無視するか、否定すると思う。
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失敗作中心なので変な形の飛行機がいっぱい。きちんと飛べても商業的に失敗だったりするものも含まれてるんだけど、その辺の背景も説明されてるので面白かった。
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