日本の15大財閥 の商品レビュー
[ 内容 ] 三井・三菱・住友・安田など、幕末から明治初期にかけて勃興した財閥。 第二次世界大戦後のGHQによる財閥解体以降、各産業界の財閥の流れを汲む主要企業がどのような合併・再編を繰り返し、現代企業を形成するまでに至ったのか。 企業の足跡をたどれば、ニッポンの未来が見えてくる...
[ 内容 ] 三井・三菱・住友・安田など、幕末から明治初期にかけて勃興した財閥。 第二次世界大戦後のGHQによる財閥解体以降、各産業界の財閥の流れを汲む主要企業がどのような合併・再編を繰り返し、現代企業を形成するまでに至ったのか。 企業の足跡をたどれば、ニッポンの未来が見えてくる。 [ 目次 ] 財閥とは何か 三菱財閥、三菱グループ 住友財閥、住友グループ 三井財閥、三井グループ 安田財閥、芙蓉グループ 浅野財閥 大倉財閥 渋沢財閥、第一観業銀行グループ 古河財閥、古河グループ 薩州財閥(川崎造船財閥)、川崎グループ 川崎金融財閥 山口財閥、三和グループ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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有名なあの企業はどこの誰様? いろんな企業のルーツがわかるおもしろ本。 コレを読むと、街の看板がべつの視点で見えてくる。
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2010/11/11 読了。 就職活動を通して、沸々とわき上がってきた疑問が、旧財閥系企業のつながりであった。欧米のような各業界のメジャーが寡占・独占している横割りの経済でなく、旧財閥系企業が各業界でしのぎを削る日本的な縦割りの経済を理解するのに役立った1冊。
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今の表紙は青ベース。財閥と戦後大企業の合併・分離の様子がわかりやすい。 鈴木商店の取り扱いは小さいが、もうすこし読み込んでみたい企業史ではあるL。 総合商社が健全財務偏重に動く中、積極的なリスクテークでハイリターンをつかんだ鈴木に学ぶものも多いはず。 その時期時期で振り子のように...
今の表紙は青ベース。財閥と戦後大企業の合併・分離の様子がわかりやすい。 鈴木商店の取り扱いは小さいが、もうすこし読み込んでみたい企業史ではあるL。 総合商社が健全財務偏重に動く中、積極的なリスクテークでハイリターンをつかんだ鈴木に学ぶものも多いはず。 その時期時期で振り子のように触れるものとは思うし、あるべき議論だと思う。
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題名の通り、戦前日本にあった財閥の歴史と、それらが大戦を経て現在の企業集団にどうつながっているのかを記した通史です。 私は一般企業に勤めているわけではないため、会社の事情といったものにはとかく疎くなりがちで、本書を読んでいて実感めいたものはあまり感じませんでした。しかし、4大財閥...
題名の通り、戦前日本にあった財閥の歴史と、それらが大戦を経て現在の企業集団にどうつながっているのかを記した通史です。 私は一般企業に勤めているわけではないため、会社の事情といったものにはとかく疎くなりがちで、本書を読んでいて実感めいたものはあまり感じませんでした。しかし、4大財閥のような有名な財閥から、川崎金融や浅野、山口といったあまり耳にしない財閥の起こりなどが網羅されていて、近代史の別の側面を覗いているようでした。特に旧鈴木商店の項目はとても面白く、「成金」とよばれた企業の顛末をしっかりと見ることができました。 私個人としては、新興財閥である日窒や日曹、理研なんかもぜひ読んでみたかったのですが、それは別の機会に期待しましょう。 (2009年6月入手・読了)
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みずほ銀行、三菱東京UFJ、三井住友銀行、これらのルーツがもともとどこの財閥だったかわかるだろうか。 この本に出ている財閥の系図を見ているだけでも勉強になるし、面白い。 閨閥を繰り返してた華麗なる一族のような世界がそこにあるのだろうか。日本の近代を築いてきた財閥は戦後も財閥系企業...
みずほ銀行、三菱東京UFJ、三井住友銀行、これらのルーツがもともとどこの財閥だったかわかるだろうか。 この本に出ている財閥の系図を見ているだけでも勉強になるし、面白い。 閨閥を繰り返してた華麗なる一族のような世界がそこにあるのだろうか。日本の近代を築いてきた財閥は戦後も財閥系企業同士で仕事の回しあいをしていて21世紀になって統合を繰り返して今では名前すらないところも多いのは時代の皮肉だ。
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