あたし彼女 の商品レビュー
彼氏も浮気相手も遊び相手も尽きたことのない主人公。 23歳で仕事もせず、遊びたい相手と遊び、欲しいものは男に買ってもらう日々。 そんな彼女の彼氏は、彼女を追いかけない。 他の男たちと違う彼に彼女は戸惑い、次第に心から惹かれていく。 10文字前後で改行されているのが、かなり独特...
彼氏も浮気相手も遊び相手も尽きたことのない主人公。 23歳で仕事もせず、遊びたい相手と遊び、欲しいものは男に買ってもらう日々。 そんな彼女の彼氏は、彼女を追いかけない。 他の男たちと違う彼に彼女は戸惑い、次第に心から惹かれていく。 10文字前後で改行されているのが、かなり独特。 携帯小説らしい始まりだなぁと思いましたが、思ってたより入り込めた作品でした。 後先考えずに生きていた彼女が、少しずつ変わっていく様子は微笑ましくて。 彼氏サイドの話もあり、彼氏の気持ちの変化も楽しめました。
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【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 たぶんぼくは生涯この書き手のことを推し続けると思う。恋人とこの本どっちを取るかって言われたらまぁ恋人だけど、でも悩むよね。大好きだから。これまでに方々で書いたのを貼っておきます。 「初めて泣いた本です。恋愛に絶...
【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 たぶんぼくは生涯この書き手のことを推し続けると思う。恋人とこの本どっちを取るかって言われたらまぁ恋人だけど、でも悩むよね。大好きだから。これまでに方々で書いたのを貼っておきます。 「初めて泣いた本です。恋愛に絶望して、やさぐれて、性生活にだらしのない暮らしをしていた26歳の女性(無職・地方在住)が、心に傷を抱えた会社員との恋愛をきっかけに立ち直り、さまざまな困難を乗り越えて、とうとう幸せな結婚を手にするという話です。極度に貧しくした語彙で、改行を多用し、淋しい留守電みたいな独白口調で愛を語る、ケータイ小説界の最高傑作です。」 「『あたし彼女』はやっぱ外せない。文学が担うべき永遠の仕事が「書くこと」「生きること」「愛すること」をその時代にいちばんぴったりな言葉で形にするということに集約されるのだとしたら、21世紀・日本で今作を越えられる文章にぼくはまだ出会ってない。第3回ケータイ小説大賞受賞作。」 「ぼくが『あたし彼女』を大好きなのは、ぼくがコンテンツ消費する時に欲しいものがすべて詰め込まれてるからだ。それは、真摯に語ることへの無垢の信頼と、書きつつある物語への深い愛と、なけなしの語彙を適切な語りへと転換させる工夫だ。……やっと言語化できた。ちょっと、遅すぎた。」【U.K.】
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『あたし彼女』はやっぱ外せない。文学が担うべき永遠の仕事が「書くこと」「生きること」「愛すること」をその時代にいちばんぴったりな言葉で形にするということに集約されるのだとしたら、21世紀・日本で今作を越えられる文章にぼくはまだ出会ってない。第3回ケータイ小説大賞受賞作。
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ケータイで読みました。 2年前の携帯小説のある大会で大賞を受賞した作品です。 とても独特な文章で某巨大掲示板などでもよくネタにされていたことからご存知の方も多いと思います。 この作者さんのすごいところはあえてこの書き方を選んだことだと思います。 作者さん自身のブログはとても普...
ケータイで読みました。 2年前の携帯小説のある大会で大賞を受賞した作品です。 とても独特な文章で某巨大掲示板などでもよくネタにされていたことからご存知の方も多いと思います。 この作者さんのすごいところはあえてこの書き方を選んだことだと思います。 作者さん自身のブログはとても普通です。 みたいな もありません(笑) 主人公はギャルで適当に生きてきた女の子。 ある男性に恋をして少しずつ考え方が変わっていきます。 携帯小説を小説として捉えない方にオススメです。 ギャルな女の子の素顔がわかるかもしれません。 日記のような文体ですがとても読みやすく携帯小説にありがちの矛盾点などがありません。 とても楽しく読めました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本作で特に好きな箇所がありまして、それは中盤に挿入されるトモの独白の一部分なのですが、 (以下引用) " 天国という物が本当にあるなら、カヨはそこにいるの? 何度空を見上げたかな 見えるかもって何度思ったかな 見上げても俺には何も見えないよ " そう、これはまごうことなき恋空DISではないか。ケータイ小説の金字塔ともいえる大ヒット作・恋空における恋人の死に対する生ぬるい感傷を、恋空と同じ『携帯小説』の土俵で正面から 否定しにいっちゃう この アグレッシヴな 姿勢? それってちょっと カッコイくね? みたいな アタシ的に 一目置いた? ケータイ小説 みたいな
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冗談半分で夜読み出したら、 超つまんないのに読み続けちゃいました。 不思議不思議、みたいな。 主人公の女の子の考え方が序盤からぎゅるっと変化していくものの、 それについていけない。 変化が唐突だったり、それまでの自分から脱却することが 簡単にできているように読めてしまい、そこに...
冗談半分で夜読み出したら、 超つまんないのに読み続けちゃいました。 不思議不思議、みたいな。 主人公の女の子の考え方が序盤からぎゅるっと変化していくものの、 それについていけない。 変化が唐突だったり、それまでの自分から脱却することが 簡単にできているように読めてしまい、そこに人間性を感じられません。 流れも携帯小説らしく、超ありきたりな展開を組み合わせただけですが、 恋空同様、今時の若者の心をつかむにはこれを読まないとはじまらない!?みたいな。 そんな自分に刺さらない内容でも、最後まで読んじゃったのは、 やっぱりこういう恋愛ものにわくわくする年頃なんですね、僕って♪ つーことで、ろしひー、かれしー。 === 序文引用ここから === アタシ トモの彼女 だからさ ねぇ キスしてよ === 序文引用ここまで === トモくんはどこに行ってもモテますね。。。
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