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少年事件付添人マニュアル の商品レビュー

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2011/05/30

 この一冊くらいあたまにたたきこんでなくって、「付添人」にゃあなれませんゼ、とこぶしにぎる一方、フツーのたあいない子をもてば、一生縁のない本でもある。  福岡弁護士会、全国でもいち早く、「当番弁護士」制度を整えた。24時間対応、たとえ、留守電になっていても、「受付」される。  少...

 この一冊くらいあたまにたたきこんでなくって、「付添人」にゃあなれませんゼ、とこぶしにぎる一方、フツーのたあいない子をもてば、一生縁のない本でもある。  福岡弁護士会、全国でもいち早く、「当番弁護士」制度を整えた。24時間対応、たとえ、留守電になっていても、「受付」される。  少年事件は逮捕されてから、24時間が勝負ともいえる。たまさか、その日が日曜祝祭日であろうとも、当番弁護人(国選)がかけつけてくれ、立会人なしで、接見してくれる。接見3回まで、無料。無論、当然の権利である。これを頼まずしてどうする。  しかし、警察側としては、「できるなら知らせたくない」権利であるのか、情報公開をしぶるどころか、知らなかったりもする。また、「弁護士をつけると逆に不利な場合もある」などヌカす、悪質な警官もいて、保護者や被疑者少年を不安におとしいれたりもする。許しがたしっ。  この本は、日弁連の「付添人マニュアル」(PDFファイル、ダウンロード可)の巻末に、参考文献として掲げてあったもの。

Posted byブクログ