岡本綺堂 の商品レビュー
劇作も面白く、半七物も引き込まれました。 時代物なのに、出版した当時 翻訳されて海外で出版されていたり、戯曲も上演されていたようで、 舞台化された物をあらためて見たみたい
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青蛙堂鬼談が面白かったまた文庫探して読んでみようと思う 修禅寺物語は絵仏師良秀みたいだった 相馬の金さんの時代設定が絶妙でいい金さんは好きじゃないけど
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ちくま日本文学全集 岡本綺堂 解説 杉浦日向子 半七捕物帳、三浦老人昔話、戯曲 など ベスト版的な短編集。半七もいいが、戯曲「修禅寺物語」も よかった 半七捕物帳、三浦老人昔話は 筆者(私)とストーリーテラー(半七老人や三浦老人)のやりとりを 物語の出入口にするスタイルが...
ちくま日本文学全集 岡本綺堂 解説 杉浦日向子 半七捕物帳、三浦老人昔話、戯曲 など ベスト版的な短編集。半七もいいが、戯曲「修禅寺物語」も よかった 半七捕物帳、三浦老人昔話は 筆者(私)とストーリーテラー(半七老人や三浦老人)のやりとりを 物語の出入口にするスタイルが秀逸。 テレビの時代劇のイメージと違い、力より、知性で 悪人を追いつめる。探偵小説にしては、あっさり事件が解決するが、余韻を残さない終わり方は 江戸っ子気質そのもの 修禅寺物語 市川左團次 のことはよくわからないが、能面の神性と源氏の滅亡の運命をうまく表現していると思う。能面の無表情さに 人間の生命力が隠れている気がする
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時代劇専門チャンネルで尾上菊五郎の「半七捕物帳」をやっていて、なつかしくて見てしまった、その流れで読んだ。半七は江戸末期に活躍した目明かしで、ご一新以後は昔語りをする年寄りだ。昔語りを聞くのは半七老人の知り合いの青年、である。この設定が昔ながらの(古典的な)もので、収録されたもの...
時代劇専門チャンネルで尾上菊五郎の「半七捕物帳」をやっていて、なつかしくて見てしまった、その流れで読んだ。半七は江戸末期に活躍した目明かしで、ご一新以後は昔語りをする年寄りだ。昔語りを聞くのは半七老人の知り合いの青年、である。この設定が昔ながらの(古典的な)もので、収録されたものを改めて読むと、なんともおもしろく感じられた。昔の東京がかいま見られるのもおもしろい。亀戸の藤は今でもわかるけど、大久保の躑躅(つつじ)は知らなかった。
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