ソ連のスパイたち の商品レビュー
【ソ連情報機関の歴史は、ソヴィエト社会主義共和国連邦(USSR)の歴史といっても過言ではない】(文中より引用) ロシア革命に始まりソ連崩壊に至るまでのソ連の情報機関についてまとめた作品。豊富な情報量と写真の数々を紹介しながら、どのような政治環境下でどのような変化を遂げてきたかを...
【ソ連情報機関の歴史は、ソヴィエト社会主義共和国連邦(USSR)の歴史といっても過言ではない】(文中より引用) ロシア革命に始まりソ連崩壊に至るまでのソ連の情報機関についてまとめた作品。豊富な情報量と写真の数々を紹介しながら、どのような政治環境下でどのような変化を遂げてきたかを詳述していきます。著者は、テレビのプロデューサーとしても活躍したスラヴァ・カタミーゼ。訳者は、翻訳家として活躍する伊藤綺。 ソ連という体制と最も密接に関わり続けてきた機関であるだけに、時の権力の移行などに如実に影響を受けているなという印象を持ちました。偽情報なども出回っているため、本書の内容をどこまで信じて良いのかの線引きは難しいと思いますが、ある一つの視点として持っておくには有益ではないかと思います。 表紙のインパクトがスゴい☆5つ
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- ネタバレ
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スパイ関連の本は多いがここまでソビエト諜報機関の歴史について細かく書かれた本はあまりないだろう。また、個人的には、当時の諜報機関関係者のラヴレンチー・ベリヤの逸話がとても面白かった。
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索引もついてるし、用語解説もあるし、図版も豊富で親切だと思う。だけど世界史の授業で習ったぐらいの知識かないうえ、似たような名前がいっぱい出てくるし、興味ないと読み終わるまでがタイヘン。
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