国際宇宙ステーションとはなにか の商品レビュー
宇宙飛行士若田さんが3ヶ月の宇宙飛行の直前に出した著書 きぼうの役割、宇宙飛行士に求められる能力、運用センス、 地上での訓練など詳細に分かりやすく書かれ、宇宙や実験の写真など多く掲載 宇宙へ暮らす時代を身近に感じる事ができる 長期滞在では、ミニ地球環境を維持する仕...
宇宙飛行士若田さんが3ヶ月の宇宙飛行の直前に出した著書 きぼうの役割、宇宙飛行士に求められる能力、運用センス、 地上での訓練など詳細に分かりやすく書かれ、宇宙や実験の写真など多く掲載 宇宙へ暮らす時代を身近に感じる事ができる 長期滞在では、ミニ地球環境を維持する仕組みや環境が不可欠である 酸素を供給し、二酸化炭素を除去し、気圧、温度の維持。 飲み水や食糧を供給し、排泄物を処理など。 環境制御システムを宇宙で長期に維持すること自体、非常に大きなチャレンジ。 しかし、そこで得られた技術やデータ、知識や我々地上の生活に還元できるものは多い 水は貴重品 飲料水、実験機器などの冷却用水さらには電気分解して酸素を発生するためにも使用される 大部分は、補給船などで運ぶ。 宇宙飛行士の汗や水蒸気などを再利用する 今回実験で行われた尿を飲料水として再利用するシステム。 若田さんが宇宙で美味しいと飲んでいたのを思いだす これが完全に機能すれば、地上からの運搬はなくなるらしい ちなみに宇宙でのコップ一杯の水は、運搬費に換算すると30〜40万円らしい。 宇宙飛行士に求められる能力 ・リスク回避 ・優れたコミュニケーション 若田さんも元パイロットで技術職出身が多いが、今後はNasaは教育面に力を入れ 教師からの採用を積極的に行っているらいしい。 若田さんの心がけ。印象深い ・Trust and velify 信ぜよ、されど確認せよ 「人間はケアレスミスをするもの」という前提のもとに従事する ・Better sounds good than feels good 自分自身が心地よく感じるより、相手に自分の状態が良好であると感じてもらうことが大事
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