情熱の腕に恋は宿る の商品レビュー
『情熱の腕に恋は宿る』 攻め:高坂誠一郎 受け:栢野巧 財務省ノンキャリアの栢野は認知はされなかった実の父からの要求で政財界の人に身体を開いていた過去があった。 今は無いがそんな栢野に入省2年目の高坂が気持ちを伝えてきていて…。 実の父との事や父の要求に従って美人局してい...
『情熱の腕に恋は宿る』 攻め:高坂誠一郎 受け:栢野巧 財務省ノンキャリアの栢野は認知はされなかった実の父からの要求で政財界の人に身体を開いていた過去があった。 今は無いがそんな栢野に入省2年目の高坂が気持ちを伝えてきていて…。 実の父との事や父の要求に従って美人局していた事がどうやって終わったのかとか無いまま話が終わりました。何というか、話の単なるきっかけ作り?栢野が失恋して高坂に口説かれた話だったのかな。栢野がぐるぐるしてるから切なさだけは伝わってきたけど、色々散らばった過去エピソードの回収はしないままだったなぁ。 それまで自分の事を卑下して頑なに高坂を拒んでいたのにいきなり思いを伝えたのが納得いかなかった。唐突過ぎ。 『霞の下に恋は薫る』 攻め:冴島雄二 受け:相川千里 財務省の冴島は上から言われて会食の会場を探している。[あい川]は老舗で料理や店の雰囲気もいいと思ったが、亭主がまだ年若いのが気になっていた…。 こちらが先に雑誌掲載で発表された作品らしく、表題作はその続編だったようで、表題作の主人公である栢野は名前すら出ない。 それはいいのだけれど、表題作で栢野が失恋してしまうに至る冴島の恋愛を描いている。 こちらの方が気持ちに無理が無いかな。 エチは3作中3回。それぞれ色っぽかったです。
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