元気になれる小さな旅 の商品レビュー

三島衣理【著】

2012/04/17

元気になれる地、著者自身が感じたいわゆるパワースポットの紹介と訪れた時の感想。ただし著者居住の近辺なのか、場所は愛知・岐阜・三重のみ。旅行本としてはイマイチ…。よくある神社仏閣や大自然系以外に、植物園やホテルなども紹介されていて、ありきたりな紹介でなく、本当に本人が良いと感じたんだろうなと思いました。

どちらかというと場所の紹介より、「はじめに」など、文中でのパワースポットの定義？についての部分が（注意事項も含め）心当たりもあり、しっくりきました。「私もこんな風に感じられる場所が欲しいな」「ああ、あそこは私にとってのパワスポだ」という共感もあり、紀行本としてよりそっちの印象が強いです。その意味で読むのなら巻末の「『パワースポット』の意味と効能」まで読んだほうがいい。
以下、自分用にメモ。

「パワースポット」では、

１．思わず深呼吸している。
２．いつまでもそこにいたいと思う。
３．気分がスッキリして、心に余裕ができる。
４．食欲がわく。食べ物がおいしい。
５．宿泊すると、良い眠りが得られ、ヤル気に満ちる。

海、川、滝などの流水の波動で邪気を祓う「浄化スポット」。
天の気や地の気を取り入れる「補給スポット」。

お城は高台や山頂にあることが多く、「高い場所は気も高い」という条件に合う場所。