儲けを生み出す!魔法の映像看板 の商品レビュー
ディスプレイやネットワークの低廉化、コンテンツ配信システムの実用化、ブロードバンドの普及により、デジタルサイネージが販売促進や広告配信を担うメディアになりつつあることがよく分かる。 その場にいる人にリアルタイムに情報を表示して、購買までの「最後の一歩」を踏み切ってもらう。既に...
ディスプレイやネットワークの低廉化、コンテンツ配信システムの実用化、ブロードバンドの普及により、デジタルサイネージが販売促進や広告配信を担うメディアになりつつあることがよく分かる。 その場にいる人にリアルタイムに情報を表示して、購買までの「最後の一歩」を踏み切ってもらう。既に交通機関やスーパーマーケット、ドラッグストアなどで実用化が進んでおり、実際に売り上げアップにつながっているようだ。 著者はデジタルサイネージを販売するメーカーの社長だ。この会社では、主にパチンコ業界の店舗にデジタルサイネージを売り込んでいる。各店舗においてユーザーからの反応は上々なようで、ポスターや映像看板とは一線を画した効果が出ているという。 今まで自分が持っていなかった視点は ・文字による広告のほうが顧客の食いつきがいいこと ・地震や災害などの情報を配信するプラットフォームとしても運用できること ・広告媒体というよりも、販売促進のツールとしての存在感が日増しに強くなっていること あたり。事例も豊富で、企画のタネになりそう。今後は 今までカバーできていなかったリテール業界の情報を集めに行こうと思えるきっかけになった。 新しい販促プラットフォームとして、現実解になりつつあるデジタルサイネージの今が分かるいい本だった。
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