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交渉術 の商品レビュー

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51件のお客様レビュー

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2011/09/25

佐藤氏が現役外交官時代に、北方領土返還を実現するために 実際のロシアとの交渉を書き綴った書である。 ロシアのマフィアや秘密警察との生々しいやりとりや 人間の弱み、即ち「金・酒・性」まで踏み込んだやりとりは 通常の生活やビジネスの場面では、活用されることは なかなかないと思うが、...

佐藤氏が現役外交官時代に、北方領土返還を実現するために 実際のロシアとの交渉を書き綴った書である。 ロシアのマフィアや秘密警察との生々しいやりとりや 人間の弱み、即ち「金・酒・性」まで踏み込んだやりとりは 通常の生活やビジネスの場面では、活用されることは なかなかないと思うが、こんな世界があることも 知っておくべきと感じた。

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2011/09/12

何より、「外交」の恐ろしさが印象に残った本。並の頭脳、並の神経じゃ勤まらない。そして外交官たち、キャラが濃すぎる…ついていかれない。 もちろん本題の「交渉術」についても大変面白く書かれていました。ここに書かれているのは作者が外交官として身をもって学び、身につけた「交渉術」ですが、...

何より、「外交」の恐ろしさが印象に残った本。並の頭脳、並の神経じゃ勤まらない。そして外交官たち、キャラが濃すぎる…ついていかれない。 もちろん本題の「交渉術」についても大変面白く書かれていました。ここに書かれているのは作者が外交官として身をもって学び、身につけた「交渉術」ですが、「自国」を「自分」、「相手国」を「上司」「取引先」はたまた「夫」等に変えてみると、自分の生活にも役立ちそうです。目からウロコ、という考え方にも出会えました。

Posted byブクログ

2011/09/12

佐藤優氏のロシアなどの交渉術の記録。他の人も書いているが、how toの本ではない。 人間観察に優れており、そのことを言語化できるために、相手の何が問題なのか、また自分と比較して、どのように考えるべきだったのかを、的確に書いている。その上での外交のインテリジェンスの世界。 人...

佐藤優氏のロシアなどの交渉術の記録。他の人も書いているが、how toの本ではない。 人間観察に優れており、そのことを言語化できるために、相手の何が問題なのか、また自分と比較して、どのように考えるべきだったのかを、的確に書いている。その上での外交のインテリジェンスの世界。 人間の本質が見え隠れする本。

Posted byブクログ

2011/09/11

実におもしろい、刺激的なノンフィクション。マスコミの報道するニュースだけでは伝わらない、政治・外交の裏側が生々しく描かれている。マスコミ報道を鵜呑みにすることの恐ろしさをひしひしと感じた。

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2011/09/04

さいごまで読めなかった。 がんばって読んだけど150ページほどで挫折した。 ただただつまらん。

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2011/07/29

この本は、佐藤優氏の経験に基づく内容について書かれており、いわゆるビジネス書にあるような「交渉テクニック」を解説したものではありません。実践的ではないですが、当事者の経験談として興味深い内容でした。

Posted byブクログ

2011/06/29

ビジネス書ではございません...この人の本はかなりボリュームがありますが,かなり面白いですね.世の中できる人はできるんだという事を改めて思い知らされる一冊...政治家さんがんばってくださいね.

Posted byブクログ

2011/06/25

 外交官時代の作者の実体験を記す。ロシアとの交渉か、カネの渡し方、どのように協力員を獲得するか、日本の情報能力など。  講義の交渉術には三つのカテゴリーがあり「交渉しないための交渉術」「暴力で相手を押さえつける交渉術」「取引による交渉術」がある。  本当に追い詰められた時の対...

 外交官時代の作者の実体験を記す。ロシアとの交渉か、カネの渡し方、どのように協力員を獲得するか、日本の情報能力など。  講義の交渉術には三つのカテゴリーがあり「交渉しないための交渉術」「暴力で相手を押さえつける交渉術」「取引による交渉術」がある。  本当に追い詰められた時の対応法、質問の聞き方、危機対応時のトップの姿勢など参考になるものは多い。  作者の本からは一般人の世界とは別種の世界があるということを痛感させられる。

Posted byブクログ

2011/06/18

以下、本文より抜粋 交渉術においても、相手の内在的論理を捉える研究は不可欠である。敵(ターゲット)の論理を深く知ることは、交渉術の要諦のひとつである。

Posted byブクログ

2011/03/24

外務官僚たちの裏表が赤裸々に語られており、おもしろい。 鈴木ムネオや森よしろう等権力の中枢にいた政治家たちの独特のカリスマ性についても描かれており、マスコミが伝える批判とは別の視点で彼らの人となりがわかり興味深い。

Posted byブクログ