別れのあと の商品レビュー
小手鞠さんの小説にはまったきっかけ。 ヒット作「エンキョリレンアイ」よりずっと好き。 大好きだった人に振られたばかりで、少し引きずっていたけど、 なんだか前を向いて歩ける気がしました。
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図書館で小手鞠るいの作品をいくつか見つけたので…とりあえず1冊目。 いろんな夫婦の形、不倫の形を書いた短編集。 不倫ばっかりで気が滅入ってきた。笑 悲しみにはひとつとして、同じ形をしたものはないのだから。 その人の悲しみは、その人だけのもの。 だから、本人以外には...
図書館で小手鞠るいの作品をいくつか見つけたので…とりあえず1冊目。 いろんな夫婦の形、不倫の形を書いた短編集。 不倫ばっかりで気が滅入ってきた。笑 悲しみにはひとつとして、同じ形をしたものはないのだから。 その人の悲しみは、その人だけのもの。 だから、本人以外には絶対に、永遠に、わからない。 そして、悲しみはたえず姿形を変えながら、決して消えることなく、呼吸している生き物のように、常にその人とともに在る。 「静かな湖畔の森の影」より 深かった。ハッとさせられた。
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さまざまな出逢いがあり別れがあるけれど、この短編集の彼女達はみな、彼のことを憎んだり恨んだりしていない。 辛く哀しい思い出さえも心に大事にしまい、時々そっと思い出しながら前を向いて歩いているような感じを受けました。
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短編小説集 愛は、果てしない期待と絶望のくり返し? もしかしたら愛は、別れのあとに生まれるもの?生まれた時にはすでに、死んでいるもの? それでも、愛し愛された記憶は残りつづける。永遠に、わたしとあなたの人生のなかに。 人は自分の過去とは別れることができない。だから今日も生きてい...
短編小説集 愛は、果てしない期待と絶望のくり返し? もしかしたら愛は、別れのあとに生まれるもの?生まれた時にはすでに、死んでいるもの? それでも、愛し愛された記憶は残りつづける。永遠に、わたしとあなたの人生のなかに。 人は自分の過去とは別れることができない。だから今日も生きていく、彼女たちの物語5篇。 (by Amazon) ううーん・・・ たかだか2ヶ月前に読んだというのにすっかり忘れてしまっているわけで。 1篇も覚えていないってどういうことよ?; でも久しぶりに小手鞠さんで「おお!」と思ったのは間違いない。 結構「へ?」が続いていたので。 だから★を2つ付けておきます。なんとなーく。
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いろんな形の愛の5つの物語。 少し大人の恋愛で、別れがどこかにあるのだけど、 どの主人公も今がとても幸せだというのが共通点。 一番好きだったのは、2つ目のお話かな。 初めて読んだ作家さんなのですが、なかなか好きな雰囲気の文章です。
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いろんな愛の形と別れの形がつまった短編集。 痛くて切なくて、、でも最後はどれも前向きに希望的に終わります。 不倫、離婚とどろどろになりそうな内容なのにそう感じないのは作者のシャープで透明感のある文体の力ですね。 五編の中で「婚約指輪」と「この河の向こう岸」が良かった。
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コメントはブログを参照 http://lovelyleader.blog94.fc2.com/blog-entry-942.html
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