煙霞 の商品レビュー

黒川博行【著】

2011/06/28

う～ん　おもしろいんだけど、行間が広いというか、荒っぽい小説ですね。ラストももう少し片を付けて欲しかったなぁ。

2011/04/29

2011-47　出張の行きに半分読む。相変わらずだめだめ男が最悪の事態に巻き込まれぼろぼろになっていく黒川節。しかしストーリー特にラストにリアリティが薄いのと、キャラクターがマンガチックなのが減点。菜穂子さんのキャラは魅力的だがありえない。

2010/06/27

スピード感のある文章と登場人物たちの大阪弁での会話がきもちいい。
男女コンビより男2人のほうがもっと面白くなると思った。
疫病神シリーズが早く読みたい。

2009/12/12

内容（「BOOK」データベースより）
大阪の私立晴峰女子高校では、理事長の酒井が学校法人を私物化していた。美術講師の熊谷と音楽教諭の菜穂子は、酒井に不正の証拠をつきつけ、理事長退任と教員の身分保障を求める計画に同僚から誘われる。交渉は成功したかに見えたが、その後酒井と愛人が失踪。ふたりの行方を追った熊谷と菜穂子は、交渉を隠れ蓑にした理事長の財産強奪計画に巻き込まれていく―。悪党たちが駆け回るノンストップ騙しあい小説。

（借）

2009/12/04

軽いタッチの関西弁で書かれた騙しあい。残酷な状況があっさりと書かれているので読みやすい。どんでん返しが何度も起こるので最後まで一気に読み込んでしまう。菜穂子の性格があっさり、大胆に設定され、相棒役の熊谷がコントのボケ役で設定されていて面白い。犯人も憎めなく書かれていて軽く読める。娯楽性満点

2017/12/17

主人公たち、酒井、酒井の愛人・守野朱美、校地売買のブローカー・箕輪、箕輪のパートナー・中尾…さまざま人物が「金塊」を巡る騒動に参加。面白く読んだ。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou3616.html

2011/07/15

いつもながらの、土地勘のある舞台設定、馴染みの大阪弁が楽しかった。けど、ストーリー展開は平凡だったかな。

2009/10/07

黒川作品の最新刊。
すごく楽しみに読み始めたんですが、やはり二宮・桑原コンビのインパクトには欠けますな。

黒川のスピード感が今回はあまりなく、何かに気を取られて書いている感じがしました。
集中してないって言うのか。。。。真犯人も途中で解ってしまうし、練り足りないなぁ。ちょっとがっかりです。
シリーズでない単行本では「悪果」が非常に面白かっただけに、期待しすぎましたかね。

2009/10/07

なんという安定感！　めちゃ安心してスッと
物語に入っていけます。
黒川氏御得意の悪党達の騙し合いによる
スピーディーで痛快そのものなストーリー。
得意ジャンル故、目新しさはないですが、その分
本当に安定した面白さ。

出てくるワルいヤツらもどことなくコミカルで憎めないのは
関西弁の効果ですよねー。本自体の厚みに比べ、アッという間に
読み終わってしまいます。

2009/10/04

出てくるのは悪いやつばっかりです。私服を肥やす学園の理事、自分の立場の確保のために理事を追い詰める常勤講師、理事に仕返しして金を奪おうとする謎のやつら。もうちょっと爽快感があるといいかな〜という感じでした。